【要約・レビュー】 自由に生きるためのヒント集『なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか』

朝の通勤ラッシュ、エンドレス残業、謎の社内ルール…
日本で「普通」とみなされている働く環境は、体力的にも精神的にもしんどい状況です。

そんな環境であっても、忙しい毎日に流されているうちは「普通」に慣れてしまっています。

しかしふと立ち止まると、

とーこ

このままの働き方でいいのかな…

と煮え切らない思いが湧いてきて、転職、退職、独立などを考え始める人も多いのではないでしょうか。

今回紹介するのは、働き方のもやもやを突き詰め、そのもやもやの中でどう生きていくか、経験談をエッセイ調にまとめた本書『なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか』(松井博・著)です。

こんな人にオススメ
  • ムダや非効率が多い働き方にもやもやしている人
  • 仕事の選び方に悩んでいる就活生や、転職を検討している人
  • もっと好きなことに時間を使いたいと思っているのにできていない人
目次

要点

要点① 働き方は社会全体の課題。でも現状、個人でできることをやっていくしかない

コロナの影響でテレワークが推進され、働き方が変わっていきそう、という期待を抱いた人は多いかと思います。
このまま定着するかと思いきや、陽性者が下火になった途端テレワークも中止され、通勤ラッシュが復活したことには失望するばかりです。

今回の件で明らかになったのは、「企業主導で働き方を変えようとする意欲の低さ」であり、「難しさ」でもあるでしょう。

本書でも、労働時間で縛る働き方ではなく、成果主義の合理性が語られています。

しかし成果主義を導入するには、法令整備をはじめ、たくさんのハードルがあります。

成果主義で給与を決めるとなると成果を測るための基準が必要ですが、日本の総合職採用は「何でもやります」という曖昧さが生きているため、基準がブレがち。

特に年功序列の企業では、増えすぎた管理職の居場所として、よくわからない部署が設置されることもあり、そもそも部署のミッションが曖昧、ということも。

とーこ

私の会社のことです

このように、働き方って社会や会社に左右されがちです。
だからこそ個人でできることをやっていくべき、だというのが筆者の主張になっています。

まったりと過ごすための時間を確保することであったり、仕事の生産性を上げて早く帰ることであったり。

理想の人生をつくるには、やっぱり時間の確保が最優先課題なんですね。

要点② 戦略的に働き方を選び、より生きやすいポジションを取る

人生の中でも大きなウェイトを占める仕事。
この仕事の選び方次第で、人生の幸福度も左右されていきます。

仕事に全力投球したい人は、もちろんやりたいことができる会社を選ぶことが、自己実現への近道です。

逆に、生活に困らないレベルで仕事をしたい・趣味を優先したい価値観の人が、高給だけど残業バリバリの会社に勤めても気質が合わないように、自分の価値観の枠から外れない会社/職種を選ぶのも戦略です。

その中でも「嫌いじゃない」「少し得意かも」レベルのスキルを活かせる業務内容だと、より力が発揮しやすくなります。

とーこ

とはいえ会社って入ってみないとわからないので、できるだけ大きい会社を狙ってみて、条件に合いそうな部署を狙っていく、というのもアリかも。

とーこ

また、やりたくないことを軸にしても良いと思います。
私は話すことが苦手なので、営業だけは避けたい一心で就活していました…。

要点③ 生きにくさを軽くする方法は様々。自分に合う方法を探し続けろ

マインド面で生きにくさを軽減する

まず気持ちの持ち方に関することとして、挫折・失敗・敗北に慣れておくことが本書の価値観になっています。

取り返しのつく失敗なら「はい、次!」と切り替えていってもいいですし、そもそも失敗ととらえず、「うまくいかない方法を一つ見つけることができた、ラッキー!」と受け取ってもいいでしょう。
どちらにしても、失敗したこと自体にいつまでもクヨクヨしていては、日常も楽しくなくなってしまいます。

ただし重要なのは、挫折・失敗・敗北を経験するには、まず行動ありきということです。
行動しなければ成功も失敗もありません。

たくさん行動を起こした人だけが持てるマインドというわけですね。

とーこ

いいなと思ったのが、子供への教え方に関するエピソード。
子供が自分で決めたことは、自分で結果を受け止めて、たとえ失敗しても学びながら進んでいけるように促してあげたいな。

とーこ

判断の機会=行動の場数 を子供から奪わないようにしたいですね

行動の中で生きにくさを軽減する

ちょっとした工夫で、生活の質も大きく変わります。

最初にするべきは、スマホとの付き合い方を見直すこと。

今やスマホは必需品の時代です。平均1日4時間半スマホを見ているというデータもあるそうです。
一方で、意識していなければ延々とスマホを触ってしまう、時間泥棒にもなりかねません。

スマホとのうまい付き合い方が見つかれば、ほかのやりたいことに使える時間はもっと多くなるはずです。

また、

  • 「おっさん化」を遅らせる方法
  • やりたいことを習慣化する方法
  • 若いうちに身につけておくべきスキル

等が、生きにくさを緩和するアイデアとして記載されています。

とーこ

色んなアイデアが載っていますが、最終的には自分で試してみることが大事

まとめ

【この本のまとめ】

  • 働き方は社会全体の課題。でも現状、個人でできることをやっていくしかない
  • 戦略的に働き方を選び、より生きやすいポジションを取る
  • 生きにくさを軽くする方法は様々。自分に合う方法を探し続けろ

あなたのやりたいことや自由を妨げているものは何でしょうか?

不摂生な生活だったり、長時間残業だったり、「どうせムリだから」という思い込みだったり、原因は1つだけではないはずです。

この原因が何かを考え、個人でできることから少しずつ潰していくことで、よりよい日常・よりよい人生に近づいていくことができます。

本書の内容は体系立った解説ではなく、1章1章ブログを読む感覚で、話題もあちこちに派生しています。
自分が気になる悩みから読み進めれば、具体的に何から着手していくべきか考えるきっかけが見つかる一冊です!

私のネクストアクション
  • プロモーションメールを配信停止する →次にメール来た都度、配信停止手続き
  • スマホの通知を厳選する →すぐやる!
  • 自分の趣味のもの以外は断捨離し、意思決定の回数を減らす →まず服と食器から
とーこ

本の主題「自由に生きる」という最終目標に対してはささやかな行動目標になりますが、こういう細かいことこそ、積み重なってわずらわしくなる前に片をつけていきたいですね。

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この記事を書いた人

「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、収入複線化を目標にして試行錯誤中。
「時間をふやす」「お金をふやす」ためにやっていること・学びから考えたことなどを中心にアウトプットしていきます。
ふやして余った時間とお金は、文房具に全賭け。手帳大好き!

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