【開封レビュー】日の長さを感じる手帳2024年版 丁寧な暮らしを叶える24時間ウィークリー! デメリットも。

この記事は2024年版のものです。
最新版とは仕様が違う可能性があります。ご注意ください。

今回ご紹介するのはミドリの『日の長さを感じる手帳』です。

24時間の時間軸があるバーチカル手帳まとめでチェックしていたのでずっと気になってはいたのですが、今年ついに購入となりました!

とーこ

私は24時間軸を活かして育児用手帳として使っていく予定です。

この記事では、『日の長さを感じる手帳』の外観・中身の紹介と、感じたことなどをお伝えします!

目次

外観

表紙・カラーラインナップ

(画像出典元)日の長さを感じる手帳 2024| 2024年版 手帳・ダイアリー(スケジュール帳)|ミドリ オンラインストア

2024年版は、毎年恒例の紺と、新色の白&薄紫という3色展開となっています。

私は薄紫を選びました!
夜明けの薄明の空を連想する、きれいな色合いです。

表紙側には太陽と月のマーク、「Day length Diary」の箔押し。
裏表紙は無地になっています。

手触りはツヤツヤ。

サイズはB6正寸サイズで234g。
B6サイズの中では標準~やや軽めです。

ペンホルダー

裏表紙側にペンホルダーがあります。

スピン

スピンは2本。
えんじ色+紺色のアンティークな2色です。

別紙

見本のリーフレットがついています。

中身

とーこ

いよいよここからは中身を見ていきます!

年間ページ

最初のページはカレンダーです。

左ページは今年・来年の2年分。
満月の日は〇で、新月の日は□で囲んであります。

右ページは「二十四節気」「雑節」の一覧になっています。

とーこ

最初から季節を感じる作りになっていますね!

また、年間ブロックもついており、こちらは見開き半年分。
シンプルなデザインです。

書き込むスペースが広いので、簡単な計画やログなどにも使えそうです。

月間ページ

月間ページは、2023年12月〜2025年1月までの14ヵ月分。

手帳の先頭にマンスリーページがまとまっています。

スタンダードなマンスリー、という印象ですが、月の満ち欠け・二十四節気・雑節が書き込まれているのが『日の長さを感じる手帳』っぽいところ。

また、一番右端に、年初から数えて「何週目」っていうのが書いてあり、地味に便利なポイントです。

上下・左に余白も多く、書くスペースには困らなさそうですね。

週間ページ

とーこ

この美しいグラデーション・・・!
癒されます。

『日の長さを感じる手帳』最大の特徴は、このウィークリーページ。

日の出~日の入りの時間が視覚的にわかるようになっているんです。

夏至の週と冬至の週で比べてみると、日照時間が全然違うのが明らかですよね。↓

個人的には、色でわかるようにしているというのが『感じる』という言葉に合っているなあ、と思っています。

「日の出:何時何分」と数字で書いてもよかったはずなのに、あえて時間という人間の概念から一歩引いて、本当の日の出を眺めるように、色でわかるようにしている
この一貫したコンセプトが素敵ですね。

社会人になると「チッ、もう朝かよ・・・」「は~疲れた、帰ったらお風呂入って寝るだけじゃん・・・」くらいしか思うところがなくなってしまう現代において、少し自然のサイクルに立ち返る手助けをしてくれる、そんな手帳になっています。

下段には季節を感じる一言コラムつき。今年、全ページ新たに書き下ろしとのことです。

週間ページ全体は、2023年12月〜2024年12月まで。

あと、買って初めて気づいた点で、インデックスが「月単位」ではなく年初から数えた「週」になっています。

10週目(=3月2週目)

「月」という単位に慣れていると、目当ての日を探しにくいのは否めないのですが・・・こういった点からも『自然』のサイクルに寄せているのがわかります。

必要な方はインデックスシールで補うのがベターです。

メモページ

週間ページのあとは、メモページです。

5mm罫線、16ページ。

巻末ふろく① 朝昼夜のやることリスト・季節のノート

巻末もコンセプトに沿ったページ構成です。

まずは左ページの「朝昼夜のやることリスト」。

上下2段あるので、平日と休日、理想のルーティンと現在のルーティン、など2パターン書けるようになっています。

とーこ

朝活ルーティンを書いておくのに良さそう!

また右ページの「季節のノート」は、

その季節らしいことをしたり、季節を感じることに出会ったら、書き込んでみてください。(中略)季節ごとのやりたいことを書いても便利です。

『日の長さを感じる手帳』から引用

と説明書きがあります。

これ、個人的にはコーピングリスト(ストレスを感じたら解消や緩和のためにやることリスト)にいいなと思いました。

自然に触れるのは、比較的時間とお金をかけずにストレス解消しやすいですしね。

私も季節ごとのコーピングリストを書いていて、「春:夜桜を見ながら散歩する」「夏:アイスを食べる」「秋:落ち葉をザクザク踏んだときの感触を楽しむ」「冬:こたつであったまりながらミカンを食べる」みたいな感じです。

巻末ふろく② 季節の年間計画表

続いて、「季節の年間計画表」は冬→春→夏→秋→冬までの1年の流れを書いておけるスペース。

縦は8列あるので、家族ごと、趣味ごと、などのように細分化できます。

ただ、このページも例にもれず「月」単位ではないので、厳密な予定というよりもざっくりした流れを書いておくイメージですね。

とーこ

さすがにこのページは「〇月」と補記してしまった方が便利かも・・・

巻末ふろく③ 3ヵ月の習慣チェック表

最後は「3ヵ月の習慣チェック表」です。

1つの項目につき、3ヵ月分のハビットトラッカーが並んでいます。

これは意外と珍しいフォーマットです。
ハビットトラッカーって、だいたい1ヵ月分ずつが多いので。

習慣化するには3ヵ月必要という研究成果があるようですし、その観点からも使いやすそう。

4ページ、12項目分書き込めます。

最終ページ

5行の罫線だけ載っているページです。

パーソナルデータ的に紛失時の連絡先を書いてもいいですし、最終ページということで1年のまとめをちょこっと書いてもいいですね。

まとめ

スペックをまとめると、こんな感じです。

  • B6(234g) 2,090円
  • 二十四節気・雑節一覧表あり
  • 年間ブロックあり(見開き6か月)
  • 月間ブロックあり(先頭・6段)
  • 週間
    時間軸4-翌4時 30分単位
  • 巻末ふろく(朝昼夜のやることリスト/季節のノート/季節の年間計画表/3ヵ月の習慣チェック表)
  • 全176p
    うち巻末ノート16p(5mm罫線)
  • スピン2本

メリット・デメリットとしては、

24時間の週間バーチカルはラインナップが少なく希少
同フォーマットの手帳の中では安めの価格(→24時間週間バーチカル比較記事はこちら
・週間ページの日の出&日の入りのグラデーションが綺麗
・ハビットトラッカーページあり
・180度しっかり開く
・万年筆も裏抜けしにくい「MDペーパー」を採用

・週間ページは24時間の時間軸でスペースが取られているため、予定以外のメモを書く場所は少ない
・巻末メモが少なめ(16ページ)
・巻末ふろくは「季節」というふんわりした区別になっているため、スタンダードに「〇月」での活用は難しい
・ハビットトラッカーが1項目3ヵ月のため、挫折しやすい人は余白が増えてしまう
・切り込みインデックスはなく、目的のページに飛ぶにはスピン等を使う必要あり(印刷のインデックスは〇月ではなく1年の〇週目)

と感じました。

とーこ

一貫したコンセプトで、忙しい日常から一歩立ち止まるきっかけをくれる手帳ですね!

ともかくも、24時間の週間バーチカルというだけで希少価値があります。種類自体が少ないので・・・

日の長さを感じる手帳は、

  • 自然のリズム・月の満ち欠けのリズムを生活の中に取り入れたい人
  • 単純に24時間の週間バーチカルを探している人
    例えば・・・「勤務時間帯が不規則な人」「朝活や夜活で早朝or深夜にも予定がある人」「睡眠時間なども含めて丸1日のログを残したい人」「新生児の育児日記として使う人」など

にオススメ!

とーこ

ゆったりした手帳のコンセプトに共感した方はぜひ手に取ってみてください!

とーこ

「白昼」を感じる白、「深夜」を感じる紺も素敵ですね~!

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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