腰も痛いお尻も痛い・・・満身創痍で容赦なく始まる、赤ちゃんのお世話。
想像しただけでも大変ですが、実際やってみると「ヤバい」レベルで大変です。
さらに寝不足が追い打ちをかけるので、起きててもぼーっとしてしまい「まともに生活している」感ゼロになってました・・・
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、ネムリラ。
赤ちゃんの寝かしつけに驚異の威力を発揮してくれています!
結論から言うと、買って損なしです!
この記事では、私の体験も踏まえ、ネムリラの選び方やメリット・デメリットを紹介しています。
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ネムリラとは?
「ネムリラ」はコンビ株式会社のスウィングベッドで、公式サイトでは「ベビーラック」「ハイ&ローチェア」とも呼ばれています。
心地よい揺れで驚異の入眠率!
スウィングベッドの魅力は、前後に揺れてくれることで、赤ちゃんが眠ること!
抱っこで寝かしつけようとしても、赤ちゃんはすぐ寝てくれるとも限らず、寝かしつけの度に何十分もかかっては疲れてしまいますよね。
そこで活躍するのがこのスウィングベッド。
特に電動で揺れる(オートスウィング)タイプであれば、その間も別のことができ、何かと慌ただしい産後の家事&育児にゆとりが生まれます。
しかも寝つきまでの時間が短くなるというデータもあり、寝かしつけの強力な助っ人となるアイテムです。
買う前は「ほんとに~??」と疑ってましたが・・・
我が家の娘はほんとに5分くらいで寝ていました。(後で詳しく書きます)
使用シーンもいろいろ!
また、揺らすだけでなく簡易ベッドとしても使えます。
夜寝る用としてベビーベッドは用意している方も多いと思いますが、赤ちゃんの昼の居場所も考えておく必要もあります。
特に、ベビーベッドの部屋(寝室)と日中過ごす部屋とが離れている場合、赤ちゃんをずっとベッドに置いたまま放っておくわけにもいきませんし、頻繁に様子を見に行くのも大変。
その点スウィングベッドは、リビングに置いておくこともでき、キャスターで移動もできるので赤ちゃんを目の届く場所に寝かせておけます。
生活スタイルと間取りに合わせて、色々なシーンで使用できる便利グッズでもあるのです。
コンビ自慢のパーツへのこだわり!
コンビはスウィングベッド以外にも、チャイルドシートやベビーカーも主力製品となっており、独自の技術が横展開されているパーツがあります。
例えば、衝撃吸収素材「エッグショック」を使ったクッション。
3mの高さから卵を落としても割れないらしいです。
もちもちふわふわ・・・♡ な素材で、柔らかい赤ちゃんの頭・体を包んでくれます。
寝心地よさそう。
もちろん取り外して洗濯機で丸洗いできるので衛生面も安心。
ネムリラのメリット
ここからは実際に、使って分かった感想を解説します。
メリット① 本当に寝る!
最初は半信半疑で、「寝てくれたらいいよね」くらいに思っていましたが・・・
うちの子は本当に寝ました!
うちはほぼミルクだったので、母乳育児と違い間隔を3時間あける必要がありました。(母乳より消化が遅いため)
しかし、3時間とあけずに泣き出してしまうこともあり、母乳のように「泣いた=即あげる」とはいきません。
こんなとき、抱っこで少し落ち着けてからネムリラに乗せると・・・揺れが心地いいのか、だんだんと眠りに入っていってくれました!
特に産後1か月は、「いかに赤ちゃんに寝てもらい、自分も寝るか」が大事。
寝かしつけの手段を一つでも多く確保しておくことが、時間的・精神的ゆとりに直結します!
ワンオペになりそうな人ほど重宝するアイテムなんです。
メリット② おうちの中の「ちょっとした居場所」になる
ネムリラは足にキャスターがついており、寝てほしいけど家事などで手が離せないときに、目が届く場所に移動させることが可能です。
料理や洗濯の際に重宝してます。
また沐浴前に自分が先にシャワーを浴びるとき、脱衣所など近くに待機していてもらうことも。
ベビーベッド以外で「ちょっと待っててね」と寝かしておけるスペースになる!
さらに、ペットやまだ小さい上の兄弟がいる場合、いたずらされない避難場所としても使えます。
メリット③ 椅子としても長く使えるロングユース
傾きを調整すると下の画像のようにベビーチェアになります。
テーブルも付属しており、お座りができるようになってからも長く使えるのは嬉しいですね。
5・6ヵ月(腰が据わった頃)~48ヵ月まで(衣服を含めて18kg以下)が椅子としての公式の対象月齢となっています。
ただ、うちは別に木製の椅子を買いました。
食事はこぼすし、投げるし、汚れた手であちこち触るし・・・。
布部分が表面にあるネムリラでは片付けが大変だと思ったからです。
ネムリラのデメリット
デメリット① 100%寝るわけじゃない
デメリットというか、当然なのですが、赤ちゃんにも気分やムラがありますので、ネムリラも万能ではありません。
私の経験上、こんな時はまず寝ない場合が多いです。
- お腹がすいているとき
- おむつが気になっているとき
- いっぱい寝て、起きた直後
- 完全に覚醒しているとき(ハイテンションで一人遊び中など)
ネムリラは「ほかに泣く原因は解決してるのに、ぐずっている・ぼーっとしている・そろそろ寝る時間」状態からの最後の一押しを助けるようなイメージ。
タイミングを見極めれば5~10分、長くても15分くらいで寝てくれることが多かったです。
使いどころを選んで、うまく活用していきましょう。
デメリット② 音楽がループ再生できない
ネムリラにはオルゴール機能がついており、揺れと同時に再生することができます。
しかしこの機能で不満なのは、同じ曲をループ再生できないこと。
あと少しで寝そう! ってときに、曲が切り替わるタイミングで起きてしまうことが多くありました。
代替として、我が家ではプーさんのオルゴールぬいぐるみを使っています。
このぬいぐるみが便利なのは、1曲をループ再生してくれ、さらに再生時間が15分と、ネムリラの揺れ時間と一緒なところ。
ネムリラで揺らし始める直前に音楽を開始すれば、音楽が終わったタイミングで「あ、そろそろ揺れが終わるな」とわかります。
一度様子を見に行く目安となり、完全に寝付いていない場合に、すぐさまもう一度ネムリラを揺らし始める(笑)
また、「寝るときはこの曲」と固定化して慣らしていった方が入眠率が高くなるとも感じます。
うちの子は「喜びの歌」がお気に入り
デメリット③ 高い・・・!
おそらくネムリラを買おうか迷っている人の一番のネックはここですよね。
お値段が高いのに、これで寝てくれなかったら超高級なただの椅子になってしまうのですから、ごもっともな心配です。
私も購入前に色んな口コミを見ましたが、「うちは寝た」「寝なかった」が混在し、結局子どもによるんじゃないか! と思った覚えがあります。
それでも、実際に使ってみた立場からすると、とりあえず試してみるべき、というのが私の結論です。
育児は試行錯誤。
子どもによるのなら、なおさら、効果があるのか見てみるべきです。
寝てくれる手段を一つでも増やしておくことが、産後のゆとりに直結すると自信をもって言えるからです。
それでもいきなり買うのは・・・とためらわれる方は、レンタルでまず1か月試してみると失敗がなくなるはずです。
ネムリラの選び方
ポイント① 電動か手動か
スウィングベッドは電動か手動に大きく分かれます。
手動は何といっても電動より安いのがメリット。
しかし、「スウィングベッド」本来の用途として考えるなら、断然つきっきりになる必要のない電動タイプをおすすめします。
ポイント② スウィングベッド対象月齢
過去のモデルでは「新生児~5・6ヵ月頃まで(衣服を含めて8kg以下)」が寝かせたまま使える公式の対象月齢でしたが、「新生児~1才頃まで(衣服を含めて10kg以下)」使える「BEDi Long」シリーズも販売されています。
奥行きが広くできる引き出しみたいな装備がついており、赤ちゃんが大きくなっても乗せられるようになります。
少しでも長く寝かしつけに使いたいのであれば「BEDi Long」シリーズを選びましょう。
ポイント③ 幌(ほろ)の有無
公式サイトで「スリープシェル」という名前のついているパーツです。
幌はジャバラ状に折りたたまれており、広げると日除けになってくれます。
赤ちゃんは仰向けになって寝ることが大半なので、暗くすることで赤ちゃんが眠りやすくなる環境を作ることができるのです。
当然のことながら、幌つきのモデルの方が高くなります。
また光ではなく、ペットの毛やほこり・虫が気になる場合は、幌ではなくマルチメッシュカバー(別売)でガードする方法もあります。
蚊帳みたいになるイメージですね。
我が家のネムリラはこちら
我が家が決めたネムリラは「コンビ ホワイトレーベル ネムリラ AUTO SWING BEDi Long スリープシェル EG」です
長い名前ですが、「オートスウィング(電動)」「BEDi Long(対象月齢最大)タイプ」「シェル(幌あり)」となっており、一言で言えば全部盛り機種です。
我が家の判断基準はまず電動一択でした。
揺らして寝かしつけを楽にしてくれるアイテムなのに、つきっきりで手動で揺らすんじゃ、買う意味がないと思っていたからです。
さらに、第一子ということもあり寝かしつけがどれくらい続くかわからなかったので、対象月齢ができるだけ長いタイプに決定。
悩んだのは幌の有無。
これだけで5,000円変わりますからね・・・。
買ったあとで「寝てくれなかった!」と後悔するくらいなら、5,000円は投資だと思って幌つきにしましたが、不要だったかもと思っています。
公式サイトでは「暗さを作れる」ことをメリットに、入眠率をより上げる目的として語られていますが、昼夜の区別がついてくる生後3ヶ月頃からは、昼間暗くしすぎてしまうのもよくない、とも検診で言われました。
なので昼の寝かしつけは自然光・蛍光灯で明るい状態ですが、うちの子は直射日光でなければ明るさはあまり気にならないようで、普通に寝ています。
また夜の寝かしつけは部屋を暗くするため、幌を使う機会がありません(泣)。
- 直射日光が当たる場所にしかネムリラを置けず、カーテンなどで遮光もできない
- 大人の生活空間と同じなどの理由で、明るい部屋で夜の寝かしつけをすることになる
このような状況でネムリラを使わざるを得ない場合に、幌ありにするメリットがあると思います。
産後の動線をイメージして、適したタイプを選びましょう
追記:生後7ヵ月時点での所感
幌ありが正解でした!!
7ヵ月時点で、1日のリズムは次のようになっています。
時間 | やること |
---|---|
7:30 | 起床・ミルク① |
8:30~10:30 | 朝寝 |
11:00 | 離乳食・ミルク② |
13:00~15:00 | 昼寝 |
15:00 | ミルク③ |
17:00~18:00 | 夕寝 |
18:30 | 離乳食・ミルク④ |
19:30 | お風呂 |
21:30 | ミルク⑤ |
22:30 | 就寝 |
このうち、昼寝・夕寝のタイミングでネムリラに乗せるんですが、幌で暗くしたときの入眠率はやはり高いし、寝付くまでが速いです。
視力も良くなってきて、幌を開けていると部屋のものが色々気になってしまうみたい。
それでも夜も普通に寝てるので、今のところ睡眠リズムが崩れるということもありません。
7ヵ月で1日2回使う頻度ですと、対象月齢も長いものにして良かったなぁと思いました。
追記:結局いつまで使ったか
我が家は1歳1~2か月頃にネムリラ卒業しました。
- うつぶせ寝での入眠を好むようになり、あおむけ寝のネムリラを嫌がるようになった
- 普段から寝相が悪く、拘束されていると逆に起きて泣いてしまうことがあった
- ベルトがきつくなってきていた
- 昼寝が1日1回になり、ネムリラを使わずとも寝れるようになった
- 保育園での生活を見据えて、自分で入眠していけるように練習することにした
これらの理由が、卒業の決め手です。
充分元は取った!! と思っています。
帰省した時に困るくらいヘビロテでしたので。
卒業後、我が家は椅子としては使わず(汚れてしまうのが嫌なので・・・)、姪っ子ちゃんに貸し出すことになりました。
姪っ子ちゃんも良く寝てくれる! と好評です。
まとめ
以上、ネムリラの口コミでした!
我が家では、もはやなくてはならないパートナー的存在です。
個人的な意見ですが、悩んでいるなら買う(借りる)べきだし、買う(借りる)なら絶対早い方がいい! と断言します。
私は生後1か月から使い始めましたが、授乳に追われる生後1か月までが一番大変でした。
しかも出産という大ダメージを負っている状態ですから、正直座っているのもしんどいレベル。
そんなとき、少しでも自分の睡眠時間を伸ばせたら、ゆとりをもって赤ちゃんに接することができるもの。
文明の利器に投資して、減らせる負担はどんどん減らしていきたいですね!
新生児期でも、自分の時間と健康も守りながら育児を楽しもう!
買うなら
ネムリラを買うならコンビ公式オンラインショップ【コンビショップ】がオススメです。
コンビが主催するコンビプレママレッスンを受講しておくと、この公式サイトで使えるクーポンがもらえます。
また、『コンビバルーンパスポートクラブ』という会員制度の案内もあり、これは入会金10,000円でオンラインショップの買い物が20%オフになるというもの。
スウィングベッドだけでなく、ベビーカーやチャイルドシート等、お値段の張るベビーグッズもコンビで揃える予定であれば、かなりオトクな特典です。
※2020年に私が体験した時の情報なので、制度や特典内容が異なっている可能性があります。ご留意ください。