≪時間軸なし≫セミバーチカル手帳のメリット&デメリットまとめ

時間軸のないセミバーチカル(ゆるバーチカル)手帳、最近続々とラインナップが増えてきました!

ユーザーが増えているということでもあり、次の手帳の候補に考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、セミバーチカル手帳のメリット・デメリットそれぞれを解説します。

使ってみたいけど、自分に合っているのかな? と迷っている方の参考になれば嬉しいです。

とーこ

セミバーチカル歴4年、実際に使ってみた感想も一緒に紹介します。

目次

メリット

まずは、推しポイントでもある、セミバーチカル手帳のメリットを紹介します。

セミバーチカル手帳のメリット

  • 自由度の高さ
  • シンプル系バレットジャーナルに最適
  • メモもたっぷり書ける

メリット① 自由度の高さ

セミバーチカルのメリットは、なんといっても自由度の高さ!

時間軸の枠にとらわれず、自分のスタイルに合わせてさまざまな使い方ができます。

たとえば上の写真のような、「上半分がざっくり3分割」できるフォーマットを使うなら・・・

「朝・昼・夜」とざっくりした時間帯ごとに分けて予定を記入!

「プロジェクト①・②・③」とジャンルごとのタスク管理に!

「自分の予定・子供の予定①・子供の予定②」と「人」単位で分けて家族手帳に!

このように、色々な切り口でスペースを使えるんです。

とーこ

ちなみに私は、上から「最重要プロジェクト」「2番目の重点プロジェクト」「その他のタスク」と分けています。

とーこ

上から重要度順になっているので、優先すべきタスクが一目瞭然!

自分の生活スタイルに合うチョイスを探してみてくださいね!

メリット② シンプル系バレットジャーナルに最適

「バレットジャーナル」と聞くと、デコやイラストでフォーマットから手作りした手帳を連想する方が多いと思いますが、もともとはシンプルな速記を究めたタスク管理術。

バレットジャーナルのルールが少ないがゆえに、アレンジがどんどん派生していった、という経緯があります。

セミバーチカルのフォーマットは、時間軸がない分、タスク管理に優れています。

本来のシンプルなバレットジャーナルの用途にぴったりなんです。

ですがそれだけではなく、普段タスク管理中心にしていても、たまにはデコしたい、買ったマステやシールを貼っておきたい、といった「ちょっとデコ」する紙面の余裕もあります。

「デコ中心の手帳にしたいけど、いきなり白紙のノートにフォーマット自作していくのは大変かも・・・」と悩んでいる方の最初のお試し用としてもおすすめ。

手帳で始めるバレットジャーナル フローチャート

メリット③ メモもたっぷり書ける

セミバーチカルのフォーマットは、手帳の下半分がメモ欄になっているものが多いです。

なので、時間軸ありのバーチカルに比べ、予定以外のメモもたっぷり書けるのがGOOD!

1週間ごとのまとめや振り返りをしたり、アイデアや買い物メモを書いたりなど、1日単位に縛られない、という意味でも自由度があるんですよね。

とーこ

私は上の写真のように、下半分のメモ欄を「左:自由帳」「右:週間振り返り」と使っています

特にゆるバーチカルの中でも、「バーチカルメモ(バーチカルノート)」というタイプは、見開きのほとんどがメモ欄になっています。

より柔軟性を求める方は、候補にしてみてください。

デメリット

続いて、使って実感した、セミバーチカル手帳のデメリットも解説します。

セミバーチカル手帳のデメリット

  • スケジュール調整が多い方は不向き
  • 手帳の選択肢が少ない
  • ある程度マイルールを決めておかないとカオスになる

デメリット① スケジュール調整が多い方は不向き

分刻みのスケジュール管理をしている方には、時間軸なしのフォーマットは向いていません。

セミバーチカルは、時間に縛られる予定が少ない方向け。

仕事用とする場合は、内勤や在宅メインの方、自分の裁量で仕事を進められるフリーランスの方などに合っていると思います。

プライベート用であっても、細かく予定を立てたい方や、やったことの詳細を書き残したい方にも不向きですね。

私も以前は時間軸ありのバーチカル手帳を使っていたのですが、時間軸なしに乗り換えたのは、出産して子供のペースに合わせる時間が多くなり、「何時に○○をやる」と計画しても実行できないことが多かったためです。

どうしても空いた時間やスキマ時間にタスクを片付けるしかなくなるんですよね。

「いつやるか」を決めてその通りにやれるよう努めることも、(いろんな手帳術で紹介されている通り)大事ではありますが・・・

正直なところ、できないときが多くてストレスを抱えるよりは、単純に重要なタスクから片付ければいいじゃん! と発想転換して「時間軸なし」手帳を選びました。

とーこ

正直、最初は「やる時間」を計画しないことに不安もあったのですが・・・

とーこ

いざやってみると全然大丈夫!
「何時に○○をやる」とわざわざ決めなくていいので、「計画」に使う時間を減らして、その分「実行」する時間を増やせた、というメリットもありました。

デメリット② 手帳の選択肢が少ない

一般的なフォーマットであるレフト式や、時間軸ありのバーチカルタイプと比べると、どうしても販売されている種類(中身)のラインナップは少ないです。

ですが、表紙カバーのカラーバリエーションが豊富な手帳も多いため、選択肢は意外とあります。

市販の手帳カバーでカスタマイズしても楽しいですよ。

もともとは無地カバーのtorinco7手帳、カバー交換!

最新の手帳比較は↓の記事にまとめています。

デメリット③ ある程度マイルールを決めておかないとカオスになる

自由度が高い手帳、というメリットの裏返しとして、自由に書きすぎると紙面がごちゃごちゃしてしまいがちです。

最低限、どこに何を書くかのマイルールは決めておくことをおすすめします

後から見返す時も便利ですし、書く内容をある程度固定化していたほうが、ササッと手帳を書いていけます。

よく書くことがらは、ふせんやスタンプなどで記入欄を作っておくのも便利ですね。

まとめ

セミバーチカル手帳のメリット

  • 自由度の高さ
  • シンプル系バレットジャーナルに最適
  • メモもたっぷり書ける

セミバーチカル手帳のデメリット

  • スケジュール調整が多い方は不向き
  • 手帳の選択肢が少ない
  • ある程度マイルールを決めておかないとカオスになる
こんな人にオススメ
  • 他者とのアポイントの予定が少ない人(時間軸を使わなくて済む人)
  • タスク管理メインで手帳を使っている人
  • 家族や、自分の役割ごとにタスクを分けたい人
  • バレットジャーナル初心者で、気軽にお試しから始めたい人
  • 自分の余裕に合わせて、シンプルに書く週、たくさん書く週どちらも楽しみたい人
とーこ

セミバーチカル手帳は自由なカスタマイズで活用できる、「自分に合わせやすい」手帳!

とーこ

色んなアレンジを試してみてね!

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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