【開封レビュー】torinco7(高橋書店トリンコ手帳)2024年版 シンプルさ№1のゆるバーチカル。今年はカバー色選択可能!+デメリットも。

時間軸なしの週間バーチカル手帳、最近では色んなラインナップが出ています。

中でも、一番コスパが良く、シンプルで自由度の高さが際立つ! と感じているのが高橋書店のtorinco7です!

とーこ

私も2022年からtorinco7を2年連続で使ってきました。

この記事では2024年版trinco7の開封レビューを、2023年版からの変更点も含めてご紹介します。

目次

外観

表紙・カラーラインナップ

外観は単色のシンプルなデザインで、発売以来変わっていません。

今回購入したのは№582グリーブルー。

2023年版の「ターコイズブルー」が好きだったんですが今年はラインナップから外れてしまっていたため、好きな青系から選びました。

今年のtorinco7は4色展開で、「№581ダークグレージュ」「№582グリーブルー」「№583ペールピンク」「№584オレンジオーカー」があります。昨年のカラーから総入れ替え。

ちなみに「№584オレンジオーカー」のみ日曜始まりの商品です! 

torinco手帳シリーズ全体でも落ち着いたスモーキーなカラーが多くなっています。

ですが!

今年は、高橋書店の公式オンラインサイト限定で、カバー色を選べるようになっています!

おそらく、同じB6サイズのtorincoシリーズの中からカラーを選べる感じです。カラーラインナップはこちら

とーこ

28色展開で手数料無料! こだわりたい方には朗報ですね!

ペンホルダー

裏表紙側にポケット2段とペンホルダーがあります。

ペンホルダーはけっこう太めのペンも入る大きさ。

SARASAやマイルドライナーも余裕なので、市販のペン類はだいたいセットできます。

スピン

スピンは2本。
オフホワイト・黒の2色です。

スピン色はカバーごとに少しずつ違っていて、オフホワイトは共通+別色、という組み合わせです。

別紙

活用見本リーフレットがついていました。

中身

年間ページ

年間ページは、見開きで去年~来年までの3年間が印刷されています。(2024年手帳だと、2023年~2025年)

年間ブロックはありません。

月間ページ

月間ページは、2023年12月~2025年3月までの16か月分です。

そしてこのページが、2024年度一番の変更箇所になります!

今まで6段組み統一だったフォーマットが、5段・6段併用フォーマットになりました。

例えば1月は5段になっていて、9月は6段、という感じ。

1日の記入欄をたくさん書きたい人には朗報ですが・・・

6段組みの正方形が好きだった方や、欄外の空きスペースを活用していた人には悲報となる仕様変更です。

とーこ

ちなみに私にとっては悲報で、欄外に有給休暇残日数やその月の買い物メモを書いていたので、スペースが減ってショックです・・・

左側のチェックボックス5個も昨年と変わらないですが、上の通り5段の月が多くなった関係か、チェックボックスの間隔が少し空き気味に。

月ごとに、週間ページの先頭に月間ページが配置される構成は去年と変わらず。

またこの構成によって、切り込みインデックスありの仕様となっています。

ほんのりコーティングがあるように見えますが、強度はあんまり変わらないです。

週間ページ

週間ページはフォーマット変更なしです。

上半分はフリースペースで、ドットで3分割できるようになってます。

また月曜日の左側や日付欄もゆとりがあり、週全体のTODOや誕生日などのイベントの予定も書き込めますね。

下半分は3.5mmドット方眼のメモスペース。

おおよそ6:4で上下が分かれてます。

当年の1月~12月分のみなので、手帳全体では、

前年12月月間1月月間→1月週間→2月月間→2月週間→・・・と始まり、
12月月間→12月週間→翌1月月間翌2月月間翌3月月間、と終わります。

インデックスページ

メモページの一番最初に、見開きのインデックスページがついています。

インデックスの次のページからメモページとなり、その34ページ分のタイトルなどを記録しておけます。

右上にタイトルごとにつけるマーク「KEY」の例があり、バレットジャーナルが意識された作りです。

メモページ

巻末のメモページは、3.75mmドット方眼です。

とーこ

週間ページのメモ欄3.5mmとちょっと違うんですよね・・・
なんでだろ。

34ページあります。2023年版から4ページ増えました。

メモページもページ番号が振られており、インデックスページとの連動ができます。

WISH LISTページ

WISH LISTページは2023年版からの変更はありませんでした。

・やりたいことリスト(4ページ、100個)

25個ずつ×4ページの構成。

5→10→15→・・・の単位で番号に色がついてるのも見やすくて便利です。

・読みたい本リスト、みたい映画リスト

本・映画で見開きになっています。

それぞれ25個ずつ書けます。

・白地図(日本/海外)

日本地図の方は、右側のチェックボックスが40個。

世界地図は20個とそれぞれメモを書けます。

付録

巻末に、パーソナルデータ、ID・PWメモ、年齢早見表が見開きになっています。

別紙ふろくだった路線図は今年からWEB版に移行となりました。

最終ページのQRコードからアクセスできます。

高橋書店の手帳全体に対する措置なので、もともとtorincoには入っていなかった時差表などもアクセス先から見られるようになっています。

まとめ

スペックをまとめると、こんな感じです。今年の変更点が太字箇所になります。

  • B6(240g) 1,980円
  • 年間ブロックなし
  • 月間ブロックあり(5・6段併用
  • 週間
    ガイドで3分割可能
    メモ欄は3.5mmドット方眼
  • WISH LIST(インデックスページ/やりたいことリスト100/読みたい本リスト/みたい映画リスト/白地図(日本・海外))
  • 巻末ふろく(パーソナルデータ/ID PASSWORD/年齢早見表)
    別紙ふろくなし(路線図はWEB移行)
  • 全208p
    うち巻末ノート34p(3.75mmドット方眼)
  • スピン2本
  • 切り込みインデックスあり
とーこ

お値段は標準的な方だとは思いますが、昨年比+110円となっています・・・

メリット・デメリットとしては、

・時間軸なしの週間バーチカルで、ノートのように自由自在に使える!
・巻末メモもほどほどあり(34ページ)、携帯性と容量のバランスが◎
月間ブロックが5・6段併用フォーマットになり、多くの月で1日の記入スペースが増えた
・切り込みインデックスがあり、目的の月間ページが開きやすい
・WISH LISTでやりたいことをまとめておける
・180度しっかり開く
・薄すぎず厚すぎない、ちょうどいい紙質
公式オンラインストアでカバー色が28色から選べる!
・日曜始まりのバージョンもある(公式オンラインストアならカバー色も選択可能!
・書店にも置いてあることが多く入手しやすい

・年間ブロックのページがない
月間ブロックが5・6段併用フォーマットになり、全体での統一感がなくなった、欄外記入スペースが減った
・切り込みインデックスのため、紙面スペースが狭くなっている
・万年筆・サインペンは裏抜け注意!

と感じました。

2024年版は、公式ストア限定とはいえ、追加料金なしでカバー色を選べるようになっているのがポイント高いですね!

特に日曜始まりはこれまで1色しか選べなかったので、選択肢が大きく広がりました。

また、月間ブロックの5・6段組み併用フォーマットについては賛否ありそうなので、メリデメ両方に記載しました。

時間軸なしのバーチカル手帳の中では安価かつシンプルなので、「フォーマットが合っているかどうか試してみたい」という方にもおすすめです。(→ほかの時間軸なし週間バーチカル手帳比較はこちら

ぜひ検討してみてください。

2023年の私の使い方はこちら↓から。

とーこ

月曜始まりの3色はONでもOFFでも使いやすい落ち着いたカラー!

とーこ

日曜始まりは№584一択です。

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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