1年の計は元旦にあり! といいますが、いつまでも本気を出せないまま、あっという間に年末が目前…

とーこはそんな1年を何回も繰り返していました…
でも「とにかく頑張って1月からやる気出す」のはつらいし長続きしない。
試行錯誤した結果、「1月じゃなくて、少し前倒しした10月を1年の始まりにする」ことで、労力を変えずにうまく自分をやる気にさせることができました。
今回はそんな私の体験談の話です。
1年を10月から始めるメリット
メリット① すぐやる! を自分に促す
秋ごろになってくると、今年できなかったことがあらわになって鬱々したり、逆に来年やりたいことに意識が向いてしまいがちではないでしょうか。
「来年からやろう」という気持ちでやりたいことを先延ばしにするのはナンセンス。
そもそも、1月からやり始めるとすることに本来意味はなく、やりたければすぐやるのが理想的なはずです。
とはいえ、きりのよい節目を区切りとしたい心理的な問題もあります。
そこであらかじめ「新年は10月から」と決めておくと、より早く「すぐやる」マインドを自分に促すことができるのです。
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来年のことが視野にはいってきてしまう秋にこそ、心機一転!
メリット② より早いスタートダッシュが切れる
一言で言えば、「フライングしよう!」ということです。
目標を立てた直後は、特にやる気にあふれている状態です。
10月からやる気になれれば、次の1月にやる気になるよりも早く、やりたいことに着手できます。
同じことをやろうとしている人よりも早くスタートし、一歩リードできてしまいますね。
その人が「来年やろう! よし、1月からスタートだ!」と考えていたとしたらどうでしょうか。
わざわざ「新年(1月)から」と決めることで、やる気になってからやり始めるまでのブランクが生じ、実際に1月になったときにはやる気が落ちてしまっている可能性もあります。
あなたがもし10月に同じことを始めていたら、その人よりも先にスタートできるので、先にゴールできる可能性も高くなります。
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結局、先にやったもん勝ち
メリット③ 1月にはひと仕事終えた状態で再ブーストできる
そもそもなぜ10月なのかというと、3か月分(1四半期分)を前倒すためです。
1か月では終わらない大きなタスクも、3か月あればそれなりの進捗になっているはず。
ですので、1月という本来の新年に突入するタイミングでは、3か月やってみた結果がすでに手元にある状態になります。
やってみて順調だったかもしれませんし、思わぬ改善点が見つかっているかもしれません。
どちらにせよ、1月からは「ひとまずやってみた。じゃあ、次はどうするか」という、より具体性の高いアクションが明らかになっているわけです。
1月にイチから新しく始めた場合は同じ地点に到達するのが4月。
新年度の忙しさや、GWを控えた春の気分にあおられて、中だるみしやすくなりがちです。
ひと仕事終えた区切りをあえて本来の新年のタイミングに合わせることで、周りの心機一転ムードに合わせて気合いを入れなおせます。
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季節にうまく乗っかろう
1年を10月から始めるときの注意点
前倒しにより「すぐやる」を促せるというメリットを書いてきましたが、注意しなければならないこともあります。
時間管理を紙の手帳でしている人にとっては、
- いつも使う手帳が10月には発売されているのか?
- 買えたとしても、10月から使える仕様なのか?
がネックになってしまいます。
なぜなら、手帳は「1月始まり」「4月始まり」が圧倒的に多く、「1月始まり」であってもせいぜい前年の12月からです。
ここばかりは、本来の新年が1月である以上仕方がありません。
下記のような代替策が考えられます。
- 気持ちは10月始まりにしておいて、手帳は1月で切り替える。
(1冊の手帳で 今年分=9月まで と 来年分=10月以降 が混ざる) - 今年の手帳の10月以降をコピーして、来年の手帳の空きページに貼り付ける
(手帳が分厚くなったり、貼るページがそもそも足りないなどがデメリット) - いっそデジタルに移行する
年末までのオススメアクション
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具体的に何をやろうか迷っている方向けに、ひとまず12月末までの3か月間でやっておくといいアクションを紹介します。
今年の振り返り
まず、今年やりたかったけどまだできていないことはないでしょうか?
または、今年の年始に立てた目標はクリアできていますか?
もし心に引っかかることがあるなら、それを始めてみましょう。
今が10月でも遅すぎることはありません。12月末までまだ3か月もあるんです。
失敗したらしたで、1月に仕切り直せばいい。
それくらいの気持ちで気楽に一歩踏み出してみてください。
来年の目標を立てる
年始が10月に前倒しされるわけですから、今まで1月に立てていた「新年の目標」を、10月に考えてしまいます。
前述の今年の振り返りと一緒に、新しくやりたいこともたくさんピックアップすると、ワクワク感が高まります。
さらに、目標に近づくアクションまで実行に移せるとなおベターですね!
片付け
年末年始で忙しくなる前に、不用品の処分を済ませてしまいましょう。
手軽にできるし、暮らしも整い、目に見えて達成感を得やすいのもオススメです。
身体のメンテナンス
疲れが溜まっている、不調が続いている場合は、いったんリフレッシュするのも大事です。
1日どこかへ遊びに出かけたり、逆にずっと家で寝てる日を作ったり。
体調に合わせて、「あえてダラダラする日」で自分を甘やかしてあげましょう。
まとめ
1年は10月から始める! と決めることは、私が時間管理で試行錯誤してきた中で、特に効果があったものの1つです。
10月~:自分的新年開始! やる気満々!
↓
1月~:本来の新年だ!という周囲の雰囲気もあり、改めて心機一転
↓
4月~:半期経過。タスクもかなり進んだ達成感をバネにペース維持
↓
7月~:ラスト四半期。夏休みと9月の連休でラストスパート!
こんな感じで、季節の節目と、周囲の(本来の)節目に対しての盛り上がりを利用することで、うまくタスク進行しやすくなります。
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やりたいこともできずに1年終わってしまった…という人や、新年はやる気だったのに春先に頓挫してしまった…という人は、騙されたと思ってやってみてください!