【開封レビュー】torinco7(高橋書店トリンコ手帳)2023年版 シンプルで使いやすい、今おすすめのゆるバーチカル! デメリットも。

この記事は2023年版のものです。
2024年版torinco7手帳の開封レビューはこちら

私は2022年、torinco7手帳を使ってきましたが、結論から言ってすごく使い勝手が良かったです。

なので、2023年もリピートすることにしました!

この記事では2023年版trinco7の開封レビューと試し書きを、2022年版を使った感想と一緒にご紹介します。

目次

外観

表紙・カラーラインナップ

外観は2022年度版とほぼ一緒です。

私が選んだのは№583ターコイズブルー。
2022年版と同じ色です。

この画像は光が当たって水色っぽく見えていますが、記事一番最初の画像の色が実物に近いです。

「ターコイズ」っていうより「エメラルド」って感じで、「ブルー」っていうより「グリーン」寄りかな(笑)

ともかくも、torincoシリーズ全体でもスモーキーなピンク・ベージュ・ブルーが多い中、かなり珍しいカラー。

torinco7のラインナップは4色で、ほかは「№581ナチュラルベージュ」「№582スモーキーブルー」「№584マスタード」があります。

「№581ナチュラルベージュ」「№582スモーキーブルー」「№583ターコイズブルー」の3種は2022年と同じ色です。

また、「№584マスタード」のみ日曜始まりの商品です! 購入の際はよく確認しましょう。

ペンホルダー

裏表紙側にポケット2段とペンホルダーがあります。

ペンホルダーはけっこう太めのペンも入る大きさ。

SARASAやマイルドライナーも余裕なので、市販のペン類はだいたいセットできます。

スピン

スピンは2本。
オフホワイト・薄いグリーンの2色です。

スピン色は表紙カバーの色次第で違っているという芸の細かさ。

オフホワイトは共通で、もう1色はカバー色に近い色になっているようです。
(スモーキーブルーなら、オフホワイト+青)

とーこ

どの表紙カバーを買っても、スピン色との調和がたまらない♡

中身

年間ページ

年間ページは、見開きで去年~来年までの3年間が印刷されています。(2023年手帳だと、2022年~2024年)

年間ブロックはありません。

月間ページ

月間ページは、2022年12月~2024年3月までの16か月分です。

土曜:青、日曜祝日:赤となっており、視認性は◎

しっかり6段組みになります。
また、1日の中で上段/下段を分ける点線入り。

チェックボックスも5個ついています。

ちなみに私はこのチェックボックスを使って、預金・証券口座ごとの資産残高を毎月書いています。

好みが分かれるのは、月ごとに、週間ページの先頭に月間ページが配置される構成です。

またこの構成によってか、切り込みインデックスありの仕様となっています。

ほんのりコーティングがあるように見えますが、強度はあんまり変わらない気がします。

週間ページ

週間ページは、当年の1月~12月分のみ。

なので手帳全体では、

前年12月月間1月月間→1月週間→2月月間→2月週間→・・・と始まり、
12月月間→12月週間→翌1月月間翌2月月間翌3月月間、と終わります。

上半分はフリースペースで、ドットで3分割できるようになってます。

また月曜日の左側や日付欄もゆとりがあり、週全体のTODOや誕生日などのイベントの予定も書き込めますね。

下半分は3.5mmドット方眼のメモスペース。

おおよそ6:4で上下が分かれてます。

インデックスページ

2023年から初実装です。

メモページの一番最初に、見開きのインデックスページがつきました。

30ページ分のタイトルなどを記録しておけます。

右上にタイトルごとにつけるマーク「KEY」の例があり、バレットジャーナルが意識された作りです。

メモページ

巻末のメモページは、週間ページのメモスペースと同様の3.75mmドット方眼です。

とーこ

2022年まで3.5mm→2023年から3.75mmになっています!

30ページあります。

インデックスがついたこともあり、メモページもページ番号が振られています。

WISH LISTページ

WISH LISTページは2022年からの実装でしたが、2023年はこまかなフォーマット調整がされています。

・やりたいことリスト(4ページ、100個)

ぴったり25個ずつ×4ページの構成となり、スッキリした印象になりました。

5→10→15→・・・の単位で番号に色がついてるのも見やすくて便利です。

・読みたい本リスト・みたい映画リスト

2022年はそれぞれ見開き2ページ分あったのですが、本・映画まとめて2ページになりました。

・白地図(日本/海外)

日本地図の方は、右側のチェックボックスが40個(昨年は20個)に増えました。

付録

巻末に、

パーソナルデータ、ID・PWメモ、年齢早見表

また、別紙ふろくに路線図があります。

手帳のポケットにぴったり収納できるサイズで、多少防水っぽい素材。

まとめ

スペックをまとめると、こんな感じです。

  • B6(240g) 1,870円
  • 年間ブロックなし
  • 月間ブロックあり(各月・6段)
  • 週間
    ガイドで3分割可能
    メモ欄は3.5mmドット方眼
  • WISH LIST(インデックスページ/やりたいことリスト100/読みたい本リスト/みたい映画リスト/白地図(日本・海外))
  • 巻末ふろく(パーソナルデータ/ID PASSWORD/年齢早見表)
    別紙ふろく(路線図)
  • 全208p
    うち巻末ノート30p(3.75mmドット方眼)
  • スピン2本
  • 切り込みインデックスあり

メリット・デメリットとしては、

・時間軸なしの週間バーチカルで、ノートのように自由自在に使える!
・巻末メモもほどほどあり(30ページ)、携帯性と容量のバランスが◎
・切り込みインデックスがあり、目的の月間ページが開きやすい
・WISH LISTでやりたいことをまとめておける
・180度しっかり開く
・薄すぎず厚すぎない、ちょうどいい紙質
・日曜始まりのバージョンもある(ただし「マスタード」カラーのみ)
・書店にも置いてあることが多く入手しやすい

・年間ブロックのページがない
・切り込みインデックスのため、紙面スペースが狭くなっている
・カバー色のラインナップが固定化されてきた
・万年筆・サインペンは裏抜け注意!

と感じました。

また、マンスリーがウィークリーの各月に分散されているのも好みが分かれるところかと。

デメリットのカバー色、torincoシリーズ全体に言えることですが、毎年新しい色に変わるわけではなく、不人気色だけ差換えているような流れが見えます。

好きな色がある方は翌年も同じ色が買える可能性が高いのですが、新しい色がラインナップに並びにくいともいえます。

好みの色がない場合は、カバーを別途調達するなどで対応したほうがいいかもしれません。

もう1点、裏抜けについては、実際に試し書きしてみたのがこちら。
(2022年のものですが、2023年も同じ紙です)

とーこ

万年筆はちょっと厳しめ・・・
マイルドライナー(水性ペン)も、重ねたりすると怪しいです

でも紙面自体はつるつるしておりサラッと軽い書き心地がGOOD。乾きも遅くない。

ボールペンユーザーならストレスフリーに使えると思います。

WISH LISTは見やすいデザインにアップデートされ、さらに使いやすくなりました。

時間軸なしのバーチカル手帳の中では安価かつシンプルなので、「フォーマットが合っているかどうか試してみたい」という方にもおすすめです

ぜひ検討してみてください。

2023年の私の使い方はこちら↓から。

とーこ

スモーキーブルー&ナチュラルベージュは3年連続の定番カラー。

とーこ

日曜始まりはマスタード一択です。

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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