カスタマイズの自由度から、手帳のラインナップも続々と増えてきているセミバーチカル手帳。
時間軸のないフォーマットが特徴ですが、自由度の高さゆえ、逆にどう使おうか迷ってしまうことはないですか?
この記事では、セミバーチカルの使い方アイデアをまとめてみました。
セミバーチカルのざっくり3分割されてるフォーマットを、それぞれどう使えるか?という視点で解説してます!
セミバーチカル手帳、どれにしようかな? と悩んでいる人はこちら↓
時間で分ける
時間帯で分ける
「①午前・②午後・③夜」
「①出社前・②仕事中・③退社後」
など、ざっくりとした時間帯で記入スペースを分けるやり方です。
必要な予定のみ時間を書き込んでいくスタイルになります。
時間目盛りのような細かさは要らないけど、1日を時間の流れに沿って把握したい場合に最適。
ちなみに、HIGHTYDEのスクエアバーチカルという手帳は、デフォルトで「朝・昼・夜」と記載されたフォーマットになっています。
時間軸を作る
時間帯で分けられるなら、いっそ時間軸を自作しちゃってもいいですよね。
通常の時間軸ありのバーチカル手帳と違って、自分の好きな始まり~終わり時間を設定できるのが、セミバーチカルのメリットです。
自分の生活時間帯に合わせて、「朝2時から」「朝10時から」といった時間軸を設定することもできるわけです。
ただ、いちいち時間を記入するのは面倒なので、スタンプやシールで時短を考えたいところ。
位置の調整がしやすいクリアスタンプが便利です。
HIGHTYDEの「フリーバーチカル」というシリーズは、時間軸のない3分割バーチカルですが、3分割されたエリアがさらに点線で6分割されています。
つまり、18行あると思えば、「朝4時~夜22時」「朝8時~夜2時」など、自分の活動時間帯に合わせた時間軸を作ることもできます!
さらに応用すると、1行10分として、18行=180分=3時間だけで使う手帳・・・といった可能性も見えてきます。
4時~7時の朝活手帳とか。仕事終わって帰宅後の夜活手帳とか。
自分オリジナルのバーチカル手帳が作れますね!
人で分ける
家族で分ける
「①自分・②配偶者・③子供」
「①自分・②子供A・③子供B」
といったように、家族一人ひとりにつき1行を割り当てます。主婦や子育て中の方におすすめです。
一人ずつペンの色を変えたり、名前の頭文字を予定の頭につけたりすると、より誰の予定かすぐわかりやすくなりますね。
家族情報を一元化できるので、お互いの繁忙を見ながら「今日の保育園のお迎えは夫に依頼」と家事分担も楽になるかも。
職場関係者で分ける
ビジネス用に使う場合は、予定調整が必要な関係者ごとに行を割り当てる方法もあります。
「①自分・②上司・③同僚」
「①会社のイベントごと・②自分タスク・③対人タスク」
といった感じですね。
上司への確認など、自分以外の予定に配慮しながら仕事を進めなければならない人に向いた使い方です。
「上司が来週出張だから、決済は今週中に依頼しなきゃ」といった段取りが立てやすくなります。
職場での使用がメインなら、キーボードの手前に置いておける横型サイズが便利!
『ラコニック ラップトップ』や『ダイゴー isshoni.』シリーズなどが出ています。
自分の役割で分ける
「①本業・②副業・③プライベート」
「①仕事・②プライベート・③健康」
など、自分の予定を多面的に管理したい人向けです。
「役割ごとに目標を設定する」という考え方は『7つの習慣』で出てくるもの。
人は「会社員」「父親」「夫」「ボランティアメンバー」「投資家」のように、いくつもの顔を使い分けながら生活しています。
この中から、特に予定として書き出したいものや、力を入れたい役割を設定する方法です。
色んな役割の目標をバランスよく達成していくのに向いています。
内容で分ける
タスク優先度で分ける
「①最優先・②次点優先・③その他」
「①緊急かつ重要・②緊急・③緊急でないが重要」
「①今日中・②今週中・③空いた時間でOK」
といったように、優先度で書く欄を分けてしまう方法。
上段から片付けていけばよいので、行動に迷わなくなる利点があります。
仕事とプライベートが入り混じる場合は、色分けしておくと見やすくなりますし、「今週仕事しかしてない…」のような偏りに気を付けられるようになりますね。
私は今は「①最優先・②次点優先・③その他」です。
月単位で重点行動トップ2を決めて、それが①②になっているよ
使っているのはtorinco7。
シンプルな紙面で、WishListもついている便利さが推し◎
プロジェクトで分ける
テーマを決めて、それぞれの予定や進捗を書いていく使い方。
「(仕事の)プロジェクトA・プロジェクトB・プロジェクトC」
「趣味A・趣味B・趣味C」
といったように、テーマに特化させた専用手帳のようになります。
タスクが並行して進むときや、毎日習慣的にやっていることが多いときに便利です。
EDiTの「週間ノート」は、プロジェクトタイムラインというページもついているので長期的な管理も同時にできますよ!
その日のログを書く
ここまで紹介してきた使用例のように「予定」を書くほかにも、「記録」として使う方法もあります。
「家族で分ける」という使い方をする場合、家族の予定を書いてもよいし、家族のその日の出来事を書いてもよいわけです。
また、セミバーチカルは3分割されているものが多いので、2段は予定&1段は記録、と分けることもできます。
ログの例としては、下記を参考にしてみてください。
- 健康に関するログ(体重、体脂肪率、体調、服薬など)
- 食事の記録
- お金の出納記録
- 日記や日報、絵日記
- その日の良かったこと、感謝、反省、振り返り
- 社会的なこと(株価やニュースなど)
- 既に習慣にしていること(ジョギング〇分、今日覚えた英単語、今日断捨離したものなど)
- 習慣化するために頑張っていること
特に習慣化したくて取り組んでいる最中のことは、あえて手帳に書くと決めることでやる気が出るかもしれません。
これは本当に一例なので、ネタは身の回りのことから無限に見つけられると思います。
ただ全部書こうとするとキリがないので、後から見返すものや、モチベーションになるようなものに絞って書きましょう。
それでもスペースがたりない! という方は、いろは出版のSUNNY手帳ウィークリー。
巻末メモがなんと141ページの大容量で、あなたの「書きたい!」を満たしてくれるはずです。
【応用編】使い方を組み合わせる
いくつかアイデアをご紹介しましたが、これらを組み合わせて使うことができるのも、セミバーチカルの自由なところです!
例1:「①最優先タスク・②次点優先タスク・③振り返り」
上2段を優先度で分け、下1段を振り返りに使う方法です。
私が新生児育児にてんやわんやだった時の使い方。
最優先タスク3つのみ・次点優先タスク6つまで、とタスク数の上限を決めてるよ
自分でコントロールできないことが続いても、「最低限、最優先タスクだけやれればOK!」と割り切って、ストレスを感じずに使えています。
忙しい中でも、「ここはコントロールできるようになるんじゃないか」「ここは時短できるんじゃないか」と気付きを得ることも多いため、振り返り欄が大活躍です。
↓実際の使用法を写真で紹介したのがこちら。
例2:「①仕事のアポ予定・②仕事のタスク・③プライベートの予定」
上2段を仕事の予定、下1段をプライベートの予定と大きく分け、さらに仕事の予定は「時間の決まった予定」と「時間の決まっていないタスク」で分ける使い方。
時間の決まった予定が全くないわけではないが多すぎず、ルーティンでないタスクがそこそこある人向け。
・・・と言うと曖昧な感じですが、内勤の会社員なら大体当てはまるんじゃないでしょうか。
営業職など、アポや時間の決まった予定が多い人は、時間軸ありのバーチカルの方が楽だと思います。
まとめ
セミバーチカルは自由! だからこそ、「どこに何を書くか」ルール決めが大事!
自分なりに楽しくカスタマイズしていきましょう!
自分にぴったりのセミバーチカル手帳を探してね!
セミバーチカル手帳をまとめた記事はこちら↓