手帳活用の参考にしたい、手帳術・ノート術本 9選(時間管理用途編)

手帳はただ書くのも楽しいですが、色々な使い方を知るのも楽しい!

他の人の使い方に触れることで、自分の使い方もアップデートでき、よりよい活用ができるようになります。

そこで、手帳術をテーマにした本をピックアップしてみました。

とーこ

この記事では、主に「時間管理」「タスク管理」の用途としてハウツーの記載がある本を選んでます。

とーこ

「バレットジャーナル」目的はこちら↓の記事を参照ください。

目次

基本の手帳術 まずはこの1冊!

手帳で夢をかなえる全技術

断然おすすめなのがコチラです!

前半は「計画を立てる」ための手帳術、後半は「実行する」ための時間管理術ハウツーやマインドセット、という二部構成。

「計画を立てる」部分は、著者が本文で記載している通り、『7つの習慣』に沿う部分が多いです。
自分を構成する役割ごとに理想をイメージし、その姿に近づくためには今何をすべきか、という逆算を行っていきます。

そのため計画を手帳に落とし込んでいくときに、「自分に合うフォーマットを自作する=システム手帳でのカスタマイズ」を勧めています。

必要なフォーマットをシステム手帳に一元化しよう、という主旨ですが、綴じ手帳を使う場合でも「こんなカスタマイズもいいな」と参考になりました。

この1冊で、スタンダードな手帳術・時間術をだいたい網羅できます。

とーこ

要点が過不足なく載っていてオススメ!
レビュー記事も書いているので参考にどうぞ♪

13歳からの手帳活用術 はじめる! 実力アップ習慣

見開きで1つのポイントを見本付きで紹介する、という構成。

13歳からの・・・とあるように、中学生でも読める&わかるような説明になっています。

なので、手帳見本はやはり「勉強」「部活」といった内容が登場することが多いです。

それでも中学生の入門書としてだけではなく、大人が読んでも納得できる基本が網羅されています。

意外と誰も教えてくれなかった手帳の基本

手帳の機能を

  • 結果を出す
  • 時間の可能性を広げる
  • 新たに生まれた時間を再配分する

ためのツールと位置づけ、そのための選び方のポイントやヒントが詰まった本です。

特徴的なのは「5人の達人はいかに手帳を使ってきたか」の章。

後述の逆算手帳のコボリジュンコさんも紹介されている達人の一人で、逆算手帳考案前の手帳の使い方、目標管理の仕方などもインタビューされています。

また「何をどこに書くか」を総覧できる手帳コントロールパネルは手帳会議に超役立ちますよ!

ミスが少ない人はやっている 手帳&ノート活用術

特にビジネスで知っておくべき「書くスキル」を手帳術・ノート術・メモ術の3段構成で解説した本。

基本的なことから小技的なことまで「とりあえずこれを抑えておけば大丈夫」という内容を網羅しており、手帳ビギナーさんにもオススメ。

また図解も多くフルカラーなので視覚的に理解しやすくなっています。
雑誌の特集を見ているような感じで読み進められます。

安価(600円くらい)ですが情報量はかなりありますよ。

図解 ミスが少ない人は必ずやっている[書類・手帳・ノート]の整理術

上述の『ミスが少ない人はやっている 手帳&ノート活用術』と似てますが、内容としてはこちらの方がシンプル。

図やイラストが大半なので、普段本を読まない人もとっつきやすい構成になっています。
パラパラめくるだけでもポイントを抑えられるでしょう。

「整理術」なんて誰も教えてくれないので、新入社員が入社前に一読しておくと地味に効果大だと思います。

タイトルの書類・手帳・ノートだけでなく、PCフォルダ内や机上などの整理にも触れられています。

逆に「手帳術」を求めている人には、少し物足りない印象。
基本の中の基本といった内容になっています。

12ヵ月成果を出し続ける PDCA手帳術

PDCA「手帳術」とありますが、むしろ「PDCA」の方に重きが置かれている、と感じた本です。

PDCAの各ステップですべきこと・注意すべきポイントなどを解説がメイン。
それを手帳にどう書いていくかは章末コラムの形で例示されます。

手帳術としての側面は弱いものの、PDCAは目標達成のために学んでおきたい前提知識。

手帳で自己実現&時間管理をするのであれば、2つをまとめて学べるうまみがある本です。

特に「C(Check)」と「A(Action)」の具体的な方法は、詳しく語られる本が少ないと感じていたので、とても勉強になりました。

とーこ

PDCAの基本を学ぶなら、同じ著者のベストセラー『これだけ!PDCA』もオススメ!

応用編 カスタマイズして取り入れたい手帳術

世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術

リアルな執事の現場を経てきた著者が、雇用主と関係構築し、意図を汲んだ先手を打ちつつ成果を出す・・・という過程で使ってきた手帳・ノート術の本です。

執事というと、一般庶民には全くなじみのない異世界な感じがしますよね。

しかし「それまで知らなかった相手から信用を得ながら仕事を進めていく」というプロセスは、全ての仕事に共通するもの。

特に営業職など、クライアントと対面することが多い職種の人にとって参考になることと思います。

振り返り手帳術

こちらは新聞記者の著者による手帳術。

計画を立てる部分に関しては、後述の『7つの習慣』に近いです。

最も特徴的なのは、1日を振り返るときに「マイニュース=自分の言動や身の回りの出来事のこと」を1文に要約して手帳に書き留めておく、というところ。

これにより後々、新聞の見出しを振り返るように自分の経験を思い出すことができ、未来に生かしやすくなるよ、という主旨になります。

自分の気づきになったことやその日自分にとって本当に大事だったことを1つだけ選び、たった1文(10~15文字)に要約する、というプロセスを経ることで、自分の価値観が浮き彫りになってくる、というメリットも期待できます。

東大式目標達成思考

副題は、
”「努力がすべて」という思い込みを捨て、「目標必達」をかなえる手帳術” となっています。

「戦略編」と「手帳編」の二部構成。

「戦略編」は、現状から目標までのギャップを明確化して目標達成までの方法を考えるステップ。
「手帳編」は、戦略を具体的にどんな頻度でやって、どんな風に手帳に書いていくか、の実例ステップ。

PDCAの欠点「それ自体に時間の概念が含まれていない」ことに、手帳を使って時間軸を取り入れよう、という論法です。
年間⇔月間⇔週間⇔毎日 の視点切り替えがキーになります。

惜しいのは、現役東大生が書いているということもあってか、事例などが受験勉強に偏っていること。

受験や資格試験目的ではそのまま参考にしやすいですが、仕事的な視点は読みながら自力で補完していく必要があります。

まとめ

手帳術本9種を紹介しました。

手帳術って一口に言っても色々な使い方がありますが、手帳ってそもそも「自分がより良い状態に行くため」のツールですので、自分に合う部分をうまく取り入れていけたらいいですね。

とーこ

合うかどうかは試行錯誤あるのみ!

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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