『バレットジャーナル活用術』なら、デコ過ぎないのにスタイリッシュな手帳になるよ!

今回ご紹介するのは好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術です。

こんな人にオススメ
  • バレットジャーナルを活用したい(している)人
  • システム手帳を使いたい(使っている)人
  • デコは苦手だけどオシャレな手帳にしたい人
目次

見どころ

見どころ① モノクロ+シンプルで、手帳はこんなにスタイリッシュになる

まず本書の写真で目を惹くのは、表紙からして素敵な雰囲気が出ている、モノクロで統一された著者の自作フォーマット。

これがとてもイイ!のです。

モノクロ&シンプルでまとめれば、手帳はこんなにスタイリッシュになる! と感じる活用例です。

しかも、紙面がスッキリしていて、書いた文字がちゃんと見やすい。
実用性を殺さない手帳活用なんです。

さらに全体を通して雰囲気が一貫しているので、統一感があります。

見返していてもすごく楽しい手帳なんだろうなあ、と思います。

とーこ

眼福だ~!

ところで、市販の手帳でもデザイナーコラボとなると、絶対イラストありき、イラストがメインになっていますよね?

それはそれで好きなんですが、手帳の罫線とかフォーマット自体をもっとオシャレな感じにしてくれるデザイナーコラボがあってもいいんじゃないかと思うんですよね。

手帳ってフォントと線だけで全然印象が変わってくるので。

見どころ② 既刊本ではあまり見かけなかった活用アイデアが豊富 

本書は主に、

〈本書の内容〉

■prologue 手帳が味方に

■column1 憧れの「父の手帳」

■chapter1 ヒントになるmoneの使い方

■column2 スッキリみせる「英語略語」

■chapter2 バレットジャーナルアイディア集

■chapter3 手帳が続くコツ

■column3 自分にあった「最高の1冊」

Amazon.co.jp『好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術

の構成となっています。

このチャプター2がすごくて、これまでのバレットジャーナル本では(紙面に取り上げられなかっただけかもしれませんが)あまりお目にかかれなかったアイデアがけっこう出てきます。

第2章の中身は次のようになっています。

〈理想の自分に近づくアイディアページ〉

・ゴールプランナー

・やりたいこと100リスト

・1日行動記録表

・時間見直しページ

・ガントチャート

・家計簿

〈手帳を楽しむアイディアページ〉

・レビューページ

・マステスウォッチ帳

・ワードローブページ

・イメージングページ

・タイムカプセルレター

・トレペで作る中表紙 …など15種類のパレットジャーナルアイディアを収録

Amazon.co.jp『好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術

例えば、やりたいことリスト100も、「やりたいことを100個書くよ!」というだけで終わりません。

そこに至るまでのフレームワークも交え、「どうやってそのフォーマットが埋まっていくか」の過程をじっくり紹介してくれています。

著者の手帳術にとことんフィーチャーし、読者が再現できるようにしてくれている丁寧さ

とーこ

見応えありです!

真似したい! ポイント

特に真似したい~! と思った箇所を2つご紹介します。

ホントはもっと色々あったのですが、ネタバレに近くなってしまいますので、ぜひ本を手に取ってみてください。

家計簿

真似したいポイントの1つ目は家計簿のリフィル。

著者の方は、

  1. 毎月の収支を集計する家計簿リフィル
  2. 年間のお金の目標&①の合計額を集計しグラフ化するリフィル

の2種類を使っているようです。

私は今まで、毎月ごとに資産をチェックして箇条書きにしていたので、①は手帳に組み込んでいるイメージでした。

ですがそれだけじゃなくて、②のように、お金に特化して年間目標を集約するページも便利そう
ついでに、資産額の推移がわかるよう、10年~20年スパンのグラフを作ってみてもいいんじゃないか、とインスピレーション。

とーこ

うん、資産運用民にはすごく使いやすくなりそうなアイデア!

お金の推移を大きいグラフに書けるような、三つ折りのリフィルがあまり市販されてないのが悩みどころですね。

ゴールプランナー

2つ目は、年間の目標を書くページ(ゴールプランナー)。

目標と、「なぜそれを達成したいか(WHY)」「どうやって達成するか(HOW)」の3列を見開きに並べて書いているイメージなんですが、純粋に見やすくていいなと。

特に「どうやって達成するか(HOW)」は、行動しながら時々振り返ることになるので、後々読んでもちゃんとわかる書き方が大事だなあ、と実感しています。

黒×金の配色もオシャレですよね!

とーこ

読み返すだけでモチベアップになりそうな手帳・・・!

まとめ

今までバレットジャーナルの本というと、どうしてもデコ中心のものが多かったように思います。
「映え」るから本としては当然っちゃ当然かもしれません。

ですが本書『好きを詰め込んで手帳時間を楽しく! バレットジャーナル活用術』は、デコ要素は抑えつつも、とてもスタイリッシュな、見ていて楽しいバレットジャーナルでした

むしろ必要な機能・項目だけを残し、いらないものを削ぎ落としていった結果、実用的ながらもここまで洗練されたデザインになっているように感じます。

とーこ

一言で言うとステキ!
とにかく見てみてほしい!

タイトルは”バレットジャーナル”となっていますが、普通の手帳ユーザーにとっても、真似してみたいところ、参考になるところが見つかりそうです。

活用の幅もオシャレ度もワンランク上げてくれそうな手帳術でした!

リフィルのネットショップもあるようですよ! こちら↓

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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