個人資産が1900万円に到達!
収支管理だけでなく、貯蓄のモチベーション維持にも手帳やノートが役立ちました!
収支の記録は便利なアプリが色々ありますが、長期のスパンでお金のことを考えるのに手帳やノートが役立ちます。
私が過去やっていたこと、今もやっていることの中から、効果があったアイデアや楽しく続けられたアイデアをご紹介します。
手帳・ノートでお金管理するアイデア10選
① 特別支出を一覧にしておく
毎月の家計は黒字のはずなのに、なぜか残高がカツカツになってしまうのは、特別支出を把握できていないからかもしれません。
特別支出は次のような、主に年単位の支出です。
- 税金(自動車税や住民税(自分で納付の場合)、固定資産税など)
- 年に1回~数回の支払いのもの(保険料や車検代・駐車場代、NHK受信料など)
- イベント費(旅行、帰省など)
- 子供にかかる費用(家具や衣服の購入、お年玉、習い事の遠征やコンクール、入学金や授業料など)
- 住まいの費用(家具家電の買い替え、引っ越し代、リフォーム代、修理代)
- 冠婚葬祭費
- プレゼント代
- 医療費、予防接種費
頻度こそ少ないですが、1つ1つがそれなりな出費になるため、月々の家計では捻出しにくいですよね。
こうした特別支出は前もって一覧にしておき、年間の合計予想額を計算しておきます。
特別支出を計画的に確保するようになってから、無理のない貯金計画が立てられて、いざ支払いの時に慌てなくなりました。
ちなみに私は自作のシステム手帳リフィルを使っています
② 目標金額・目標イメージを書いておく
目標を具体的にイメージすると叶いやすくなるという話は聞いたことがあるかもしれません。お金の目標も同じです。
目標額を常に見えるところに書いておくと、より貯蓄について意識する時間が増え、「どうやれば達成できるのか」を考えるようになります。
特に、大きな買い物(マイホームや旅行、結婚資金など)が目的の場合は、理想のイメージ写真も同じページに貼っておくと効果抜群!
節約に疲れた時、目標額まであと少しの時、このページを見れば「もう少し頑張ろう!」という気持ちになれます。
③ 自分の節約ルールを書いておく
「外食は月〇回」「飲み物は買わずに白湯持参」など、変動費のやりくり方法はたくさんあります。
自分に合っているか、続けられるかは実際やってみないとわからないことも多いもの。
「今、何の節約ルールに力を入れているのか」は書き出しておき、意識するきっかけにしています。
節約ルールは多すぎても続けられないので、新しいことは1つずつトライ中。
さらに、ハビットトラッカーでルールを守れた日にシールを貼っていくのもモチベーションになりますね。
④ お金の戦略ノートを作る
お金に関することだけまとめたノートを1冊作っています。
私は「マネーノート」と呼んでいて、調べ物や今後の戦略を立てるのに使っています。
6テーマに分けて、それぞれ下の表のような議題を検討してきました。
テーマ | 主な議題 |
---|---|
「稼ぐ」 | 「資格手当がもらえて、取れそうな資格は?」 「副業のための準備は?」 |
「納める」 | 「住民税の勉強」 「産休・育休中は夫の扶養に入るべき?」 |
「貯める」 | 「子供ができてからの生活費分担どうする?」 「お得な定期預金調査」 |
「使う」 | 「クレジットカード検討」 「出産準備で買うもの」 |
「備える」 | 「生命保険検討」 「収入保障保険とは?」 |
「増やす」 | 「新NISAとは?」 「自分に合う資産配分は?」 「確定拠出年金の投資先は?」 |
1冊でお金の勉強のまとめノートにもなりますし、決断の過程を負うことができ備忘になるのもメリットです。
ちなみにテーマの分類は『お金の超基本』を参考にしています。
⑤ 「ノーマネーデー」を楽しく増やす
お金を使わない日をノーマネーデーと呼びます。
「今月はノーマネーデーを15日にする!」といった目標を決めておくと、帰り道にコンビニでちょっとしたものを買ってしまったり・・・といった小さな出費を我慢しやすくなります。
私は以前、手帳のマンスリーページで、ノーマネーデーの記録をしていました。
やることは、支出ゼロで過ごせた日にシールやマステを貼るだけ。
たくさん貼れば貼るほどページが賑やかになっていくのが思いのほか楽しく、達成感があります。
シールやマステの消費先としてもおすすめです。
⑥ 1週間の献立を決めておく
ノーマネーデーを増やすために有効なのが、1週間分の献立をあらかじめ決めておき、まとめて買い物すること。
やっぱりお店に行くと買ってしまうので、「会社帰りのちょこちょこ買い」も、積もり積もれば手痛い出費に・・・。
なので我が家では、お店に行く回数自体を控えられるよう、食材の買い出しは週に1度。
1週間分の献立を考えておくことが買い物前のルーティンになります。
献立は、1週間が見渡せるウィークリープランナーを使っています。
⑦ 貯金シートでモチベーションを維持する
塗り絵をしながら貯金を進めていける「貯金シート」も、小銭貯金の習慣化に役立ちます。
「全部塗りたい」という気持ちがモチベーションになりますよね。
塗り絵は1マス100円だったり、500円だったりと色々です。
目標額に応じてにはなりますが、「たくさん塗れた!」と感じられる単位から始めるのがおすすめ。
上のような塗り絵貯金用の本もありますが、「貯金シート 配布」で検索すると無料配布しているサイトも多く、コストをかけずに入手できますよ。
⑧ ほしいものリストで衝動買いを減らす
衝動買いは最も浪費してしまいがちなパターン。
欲しいものがある場合は、一度「ほしいものリスト」に書いておきましょう。
「本当に買うべきか、必要か」を考えたり、セール期間を待ったり、より安く買えるお店を探す時間を取れるほど、お得にお買い物できます。
このほしいものリストは、何か目標を達成したらリストからご褒美を選ぶといった使い方もでき便利です。
⑨ 定期的に資産チェックをする
私は月に一度、資産残高のチェックをしています。
毎月、資産が増えていくのを見るのがすっごく楽しくて、モチベーションになっています。
ちなみに、私は毎日の収支はつけていません。
以前一度支出を洗い出してから、おおよその必要額はわかっているので、予算内ならどう使おうとOKというルールにしているためです。
ズボラなので、毎回収支を記録するのは、アナログでもデジタルでも長続きしませんでした・・・
家計簿をつけている場合でも、費目を絞ったり、概算にしたり、無理なく続けられるよう簡易化したいですね
⑩ 1年の終わりにお金の使い方を振り返る
1年に1度は、お金の使い方や貯め方について振り返る時間を取っています。
まず、資産が去年よりいくら増えたかを計算。
そして、効果が大きかった節約で今後も継続したいこと、逆に労力に見合わなかったのでやめることなどを整理していきます。
ほかにも、
- 買って良かったものベスト3
- やってよかった自己投資
- 無駄遣いだったと思うもの
- ノーマネーデーの日数
- 来年の貯蓄目標金額
- 今後買いたいものや行きたいところ、やりたいこと
といった、全体的な使い方・貯めるペースの振り返りをしています。
まとめ
手帳・ノートでお金管理するアイデア10選
- 特別支出を一覧にしておく
- 目標金額・目標イメージを書いておく
- 自分の節約ルールを書いておく
- お金の戦略ノートを作る
- 「ノーマネーデー」を楽しく増やす
- 1週間の献立を決めておく
- 貯金シートでモチベーションを維持する
- ほしいものリストで衝動買いを減らす
- 定期的に資産チェックをする
- 1年の終わりにお金の使い方を振り返る
アナログでお金を管理する時のアイデアをご紹介しました。
貯蓄は長期戦。
続けられることに絞って淡々と取り組んでいくとモチベーションを維持しやすく感じました。
自分に合う戦略を探してみてくださいね。