新しい手帳を買ったらやっておくべき手帳の下ごしらえ 準備して1年をスタートしよう!

新しい手帳はもうお決まりでしょうか?

「手帳の下ごしらえ」とは、より手帳を使いやすく自分に合ったものにするための準備のこと。

私も毎年年末年始にかけてやっています。

この記事では、手帳を更新するタイミングでやっておきたい下ごしらえをまとめました。

目次

手帳の下ごしらえ

① 今年一番叶えたい目標を書いておく

まず手帳に書いておくとよいのは、その年で一番叶えたい目標です。

忙しい毎日に追われてしまうと、目先のことで手一杯になってしまい、「少し先のなりたい自分」をつい忘れてしまいがち。

なので、手帳を使い始める時に真っ先に書き留めておきましょう。

時々見返すことでリマインドできますし、迷った時の道しるべになります。

「ビジョンボード」のように、理想のイメージのスクラップを集めておくページを作ると、視覚的なモチベーションにもなります。

目標と一緒にごほうびも考えておくと、よりモチベーションアップにつながるのでおすすめ。

② やりたいことリストを書いておく

目標と一緒に書いておきたいのはやりたいことリスト!

やりたいこと100個挙げるのが有名ですよね。

目標を叶えるために必要なタスクだけではなく、純粋なごほうびになること、やってて楽しいことなど、自分がやりたい!と思うことはどんどんこのリストに追加しています。

とーこ

大きい夢が1つ叶うより、小さい夢をたくさん叶えた方が幸福度が高くなるらしいので、小さいことでもどんどん書こう!

私は長期的な目標と、今年やりたい娯楽などが混ざったリストになっている状況です。

この中から、「2〜3時間でできるやりたいことリスト」「予算〇円でできるやりたいことリスト」などを抜粋しておく応用ワザもあります。

急なキャンセルで予定に空きが出たり、余裕資金ができた時に、リストに書いてあるものから選ぶだけ。

とーこ

やりたいことの達成率がアップするよ!

③ どこに・何を・どうやって書くか決める

ここが一番大事なところ。

手帳で何を管理したいのか、それをどこに書くのかを決めておきましょう。

手帳に書くことは人それぞれありますが、大きくは「予定管理(未来のこと)」と(ログ(過去のこと)」に分けられ、次のような項目があります。

予定管理(未来のこと)
  • スケジュール
  • 仕事のシフト
  • TODOリスト
  • 年間や月間の目標
  • やりたいことリスト
  • 買い物リスト
  • 献立
  • 一粒万倍日などの開運日、占いの予定
ログ(過去のこと)
  • 日記、絵日記、写真日記
  • 体調や睡眠時間、天気などの事実のログ
  • 予定に対して実行したことの行動ログ
  • ハビットトラッカー
  • 振り返り(週単位・月単位など頻度によっても分量が変わります)
  • お金の収支記録
  • 本や映画の要約・レビュー
  • 名言や格言

私は小さい付箋に「手帳に書きたいこと」を書いて、それを手帳の上で貼り替えながら、どこに何を書くか決めていっています。

1つ注意点は、何でもかんでも書こうとしないことです。

特にログをどれくらい書くかで手帳にかける時間も変わってきます。
当然ログをたくさん書く方が、負担が大きくなりますよね。

とーこ

そしてこれが手帳挫折のもとになりやすいのです・・・!(経験者)

ログは必要最低限からスタートし、慣れてきて余裕があれば順次増やしていくといいですよ。

手帳を書くのに、手書きじゃなきゃいけない縛りもありません。
スタンプなどで時短できるものがないか、手書き以外の手段も探してみましょう。

私の推し文具は、浸透印が6種類並んでいる「ポチッとシックス」です。

④ ペンの色分けを決めておく

手帳はアナログツール。筆記具も手帳のおともの1つです。

そしてペンの方も、「必要最小限」が大事になります。
黒など基本の1色から始めて、必要に応じて2色・3色と増やしていきましょう。

あまり多すぎると見づらいだけでなく、ペンの管理や持ち運びも大変です。

そして、「今手元に緑色がないから後で書こう」と思っているうちに書くことを忘れてしまう・・・という失敗も致命的。

色はなるべくミニマムに抑えて、記号などで見分ける方法もあります。

バレットジャーナルの「キー」のようなマイルールを決めておけば、1色でも問題なく運用可能です。

⑤ ③と④で決めたマイルールを書いておく

③と④でどこに何を書くかや色分けを決めたら、その内容を簡単に書いて手帳に書いておくと便利です。
(世に言う「手帳会議議事録」です)

特に去年と違う手帳を使う場合は、「どこに書くんだっけ?」とド忘れしたらここを見にくるようにすればOK。

私の場合は、上の写真の左ページがマイルールに当たります。

書く手段(どのスタンプを使うか)なども一緒に書いてあります。

とーこ

手帳に書く内容のほかにも、「手帳を書く曜日、時間」「手帳タイムの場所」なども整理してみると楽しいですよ。

⑥ やるタイミングが決まっている予定を書き込んでおく

1年に1回〜数回しかやらないけどだいたい時期が決まっていて(決めていて)忘れたくない予定をあらかじめ手帳に書いてしまいます

私の場合は、下記のような項目を管理しています。

  • 3か月に1回
    • 食品在庫消費期限チェックデー
    • 浄水カートリッジ交換デーなど、家電消耗品の交換目安
    • ブックマーク整理デー
    • メルマガ断捨離デー
    • 株の銘柄分析デー
  • 半年に1回
    • 子供用口座入金デー
    • 駅前駐車場代支払い
    • 電車定期更新
  • 1年に1回
    • 自動車税支払い
    • 確定申告

このような定例の予定以外にも、「今年は3月にハワイ旅行に行く!」などのビッグイベントや、会社の夏休みなど、先に抑えておくべき予定は年始に書き込んでおきましょう。

とーこ

楽しみな予定があるとワクワクしますね!

⑦ ルーティンのタスク付箋を作る

年に数回程度の予定は手帳に書いてしまいますが、月に1回以上の繰り返しの予定はそれぞれ付箋に書いておきます
毎回書くのが面倒ですので。

そして該当日にタスクをやったら、次回の予定日に付箋を移す・・・という運用です。

私がやっている一例では、下記のようなタスクがあります。

  • 共有生活費口座への入金日
  • Kindleの月セールチェック日
  • 楽天のセール予定日
  • 近所のよく行くお店のキャンペーン日
  • 保育園の登園予定提出日

注意点としては、付箋をどんどん動かしていくので、「ログとして手帳に残さなくてもいい予定」を選んでいます。

⑧ 足りない機能を補強する

悩んで買った手帳でも、既製品である以上、100%合う手帳というのはまれで、何らかの妥協をすることがほとんどです。

ですので、「自分にとって足りない機能」を準備しておき、使い勝手を良くしておきましょう

無料のダウンロードコンテンツで足りないページをプリントする

手帳で「ちょっと合わないな・・・」というページは、プリント可能なコンテンツで対応してしまう方法が便利です。

例えば私の場合、年間のカレンダーは少し記入欄が欲しいので、カレンダーを無料提供してくれているこちらのサイトからダウンロードさせていただき、貼り付けました。

シールを貼っておく

記念日など、すでに日付が決まっている予定に関してはシールを貼っておくのも楽しい手帳準備の一つ。

デコ度の高いバレットジャーナルをやっている方は、日付シール選びが楽しい手帳タイムの1つではないでしょうか?

Twitterで無料配布しているデザイナーも多く、探すこと自体も楽しいですね。

また、天赦日や一粒万倍日などの開運日、月の満ち欠け等、暦を身近に暮らしている方は暦シールが便利です。

スタンプを捺しておく

ハビットトラッカーや、就寝時間や体調・気分のログを残している人は、専用のスタンプなどで記入欄を用意しておくと、年始から慌てずにすみます。

ただ、まだ記入が習慣化していないうちは、先1ヶ月分程度に抑えておくことをおすすめします。

私は意気込んで先1年分のスタンプをした後、使いづらくなったときに記入欄を変えられず後悔したことがあります・・・

とーこ

手帳に使いづらさを感じると、途中で挫折する原因にもなるので、少しずつ様子を見ながら調整しよう

別売の文具をセッティングする

手帳の足りない点は、市販の文具で解決できることがほとんどです。

  • インデックスがない→インデックスふせんをつける
  • ポケットがない→手帳に挟めるクリアファイルを使う、手帳用ポケットシールを貼る
  • メモページが少ない→手帳と同じサイズのノートを別途買う

など、解決方法は色々。

より使いやすく、より好きなものを集めた手帳になると楽しいですよ。

⑨ 1年のテーマを決めておく

特にデコが多かったり、マステやシールをたくさん持っている文具沼な方にオススメしたいのが、「使う文具のテーマを決めておく」という方法です。

その時その時の気分で自由に使うのも楽しいですが、「どれを使おう?」というところから毎回考えていると、思わず時間がかかってしまうもの。

そこで前もってテーマを決めて、ある程度使うデコの種類を絞っておくことで、スムーズに手帳タイムを過ごすことができるんです。

テーマの例としては、

  • 今年のラッキーカラー
  • 好きな色
  • 推しの色

など色で決めてもいいですし、

  • カフェや喫茶のモチーフ
  • 季節の花
  • 好きな動物
  • 箔押しのもの

といったようにデザインで絞ってもOK。

全体的に統一感が出て、見返すのも楽しくなりますし、増えてきた文具の消費目的にもなります。

1年1テーマじゃ飽きてしまう、という場合は、テーマを月替りにしたり、季節ごとに1テーマにしたり・・・
持っている文具の量と気分に合わせて調整してもいいですね。

とーこ

ちなみに私は過去、「海」「ゆめかわいい系」などのテーマを使ってきました。

「海」は、夏っぽいもの・海の生き物・貝殻メイン。マステも緑や青が多いです。

「ゆめかわいい系」は星や空のモチーフ、箔押しでキラキラしているもの、ほわほわしているデザイン、色は青や紫やピンクなどを揃えました。

まとめ

手帳の下ごしらえまとめ

  1. 今年一番叶えたい目標を書いておく
  2. やりたいことリストを書いておく
  3. どこに・何を・どうやって書くか決める
  4. ペンの色分けを決めておく
  5. ③と④で決めたマイルールを書いておく
  6. やるタイミングが決まっている予定を書き込んでおく
  7. ルーティンのタスク付箋を作る
  8. 足りない機能を補強する
  9. 1年のテーマを決めておく

手帳を買ったら本格的に使う前にやっておきたい、下ごしらえのレシピをご紹介しました。

手帳が使いやすくなれば、手帳を開くのも楽しみになり、より手帳タイムが充実しますよ!

とーこ

本格的に仕事が始まる前に準備を整えて、今年も楽しい手帳ライフをスタートしましょう!

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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