手帳で家計簿! メリットとアナログ収支管理の書き方|貯まる手帳術

お金を貯める! と決意して家計簿や家計簿アプリを始める方は多いと思いますが、忙しい中でコツコツ記録していくのはけっこう大変ですよね。

私がおすすめしたいのは、手帳に“ざっくり”家計簿も書いてしまうこと。

とーこ

家計簿(アプリ)は収支の「記録」に特化して便利なツール。
一方で手帳は先の予定が見通せるので、お金を計画的に把握するのに便利です!

この記事では、手帳で家計簿をつけるメリットと、手帳フォーマット別の収支管理の書き方を解説していきます。

目次

手帳を家計簿代わりにするメリット

はじめに、手帳で家計簿をつけるようになって変わったメリットをご紹介します。

手帳を家計簿代わりにするメリット
  • 貯まる!
  • 家計簿が続きやすくなる
  • 管理する費目をカスタマイズできる

メリット① 貯まる!

まず直球に、手帳で家計簿をつけるようにすると、お金が貯まりやすいです!

なぜかというと、手帳には先の予定も一緒に書いていますよね。

その予定を把握したうえで予算が立てやすいので、計画的にお金を使うことができるようになるから。

少し使いすぎてしまったときも、「来週は外出が少ないから節約しよう!」のように、お金の計画とスケジュールを紐づけて調整しやすいのです。

とーこ

あとは、アナログだからこそ「いちいち書くのが面倒なので節約しやすくなる」のもあるかもしれませんね。

また、気を付けたいのは次のような年に数回程度の「特別支出」。

  • 税金(自動車税や住民税(自分で納付の場合)、固定資産税など)
  • 年に1回~数回の支払いのもの(保険料や車検代・駐車場代、NHK受信料など)
  • イベント費(旅行、帰省など)
  • 子供にかかる費用(家具や衣服の購入、お年玉、習い事の遠征やコンクール、入学金や授業料など)
  • 住まいの費用(家具家電の買い替え、引っ越し代、リフォーム代、修理代)
  • 冠婚葬祭費
  • プレゼント代
  • 医療費、予防接種費

これらは特に計画的に用意しておかないと、直前になって現金がない・・・!という事態になってしまうかも。

支払日の予定と合わせて手帳に書いておき、生活費とは別にコツコツ捻出していきたいですね。

メリット② 家計簿が続きやすくなる

家計簿が続かないのは、そもそも家計簿を定期的に開く習慣がなく、あとでまとめて記入しようと思っていたものの、そのまま放置してしまった、というパターンが多いのではないでしょうか。

家計簿って基本的に面倒くさいもの。

ただでさえ面倒くさいのに、「家計簿を書く」前の「家計簿を(わざわざ)開く」という楽しくもない1動作が、「家計簿やーめた」の原因となってしまうのです。

とーこ

なんにせよ、「家計簿を書く」までのアクションは少なく抑えた方がいいですね!

手帳は予定を確認するものだけあって、定期的に見返すことになります。

家計簿を手帳に書くようにしていれば、手帳を見るタイミングで自然と一緒に家計簿も目に入ってきます。

「手帳を見る」習慣に家計簿も紐付けてしまえば、家計簿も続けやすくなりますよ

メリット③ 管理する費目をカスタマイズできる

市販の家計簿専用手帳は、費目が細かく分かれていることが多いです。

ですので、「あれ、友人とのランチ代って食費?交際費? どっちに入れるべきだっけ?」と迷ってしまうことも。

費目仕分けって意外と面倒なんですよね・・・。

その点手帳なら、自分の好きなように費目を設定可能。

私の場合、固定費は毎月だいたい一定なので、変動費だけを管理しています。

もっと言えば、

「つい使いすぎてしまう費目だけを管理する(たとえば趣味費など)」
「節約して減らしたい費目だけを管理する(たとえば飲み会費など)」
「予算内でなんとかしたい費目だけを管理する」

というように管理する費目を絞ると、より時短することもできます。

とーこ

趣味の文具費は予算を決めてやりくり!

手帳で家計管理をする手帳術

ここからは、手帳に家計簿を書くときのコツを手帳のタイプ別にご紹介します。

① デイリーで家計簿

1日1ページのデイリー手帳は、記入欄がたっぷりあります。

書こうと思えば家計簿もたっぷり書けてしまいますが・・・上に書いた通り必要最小限の費目でスタートしたほうが続けやすいです。

また、「ページの右下」など、家計簿を書く位置を決めておいた方が後から見返しやすくなるのでオススメです。

ほどよくスペース埋めになるスタンプが便利ですよ!

② ウィークリーで管理

週単位の予算を立てている方はウィークリー手帳でのお金管理が特にオススメ。

週始めにその週の予算を書いたら、日々支出を書いていって、週末に精算
残金がプラスなら予算内生活成功! というようにゲーム感覚で進めることができます。

1日ごとのスペースの中に収支を書く場所を作ると、毎日書きこむ習慣がつきやすいです。

スケジュールを書き込まない就寝時間帯などを活用すれば、省スペースにもなります。

毎日のスケジュール部分だと狭いと感じるようなら、余白スペースに1週間分をまとめて書いてもOK。

余白に書く場合は、ウィークリースタンプやふせんで曜日を分けて書くとわかりやすくなりますね

③ マンスリーで管理

マンスリーで家計簿を書くと、月単位での収支がパッと見てわかりやすいのがメリット。

真ん中に線が引いてあるタイプなら、

上段:収入、下段:支出
上段:自分の出費、下段:家族の出費

など分けて書くこともでき便利です。

さらにノーマネーデー(支出ゼロの日)にシールを貼ったり、月末に総資産を計算して書き留めておくと、貯蓄のモチベーションになりますよ!

経験談ですが、めんどくさがり屋さん(私)は、マンスリーからスタートすると良いです。

やってみて余力があれば、デイリーやウィークリーで細かめの管理をしてもいいかもしれませんね!

④ 年間ページで管理

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手帳の最初の方についている、見開きで1年の予定が書いてあるページも、家計簿に使うことができます。

とは言え、記入欄はかなり狭いので、費目ごとに分けたい方には不向き。

費目に関係なく収支がわかればいい場合など、ざっくり管理したいレベルなら十分です。

収入:青、支出:赤
のように、ペンの色を分けて書くと区別しやすくなりますよ。

⑤ その他のページで管理

もう1つ、私の手帳家計簿でやっていることを紹介します。

それは、毎年1月1日時点での総資産をグラフにすること。

これは毎年買い替える手帳ではなく、年をまたいで保管しておく情報を集めたシステム手帳に書いています。

とーこ

毎年少しずつ資産が増えていくのを見るのは、すっごく楽しいですし、達成感もひとしお!

次の1年もがんばろ! という大きなモチベーションになっています。

貯蓄の目標がある方はぜひやってみてください。

まとめ

手帳を家計簿代わりにするメリット
  • 貯まる!
  • 家計簿が続きやすくなる
  • 管理する費目をカスタマイズできる

手帳+ざっくり家計簿のメリットと書き方の例をご紹介しました。

何と言っても、予定とお金を紐づけて計画しやすい=貯めやすい! のが最大のメリットです。

家計簿と聞くと、きっちり書かなきゃ! と意気込んでしまいがちですが・・・。
貯蓄は長期戦。ゆるーくざっくり取り組んでいきましょう。

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この記事を書いた人

手帳と文具への偏愛が隠せないアラサーOL。
「やりたいことだけやる毎日」を叶えるべく、副業やら投資やらにチャレンジしながら、手帳活用にいそしんでいます。
2024年の手帳はMATOKAウィークリーバーチカルノート。

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