手帳をじっくり書く手帳タイムは、自分と向き合える大事なひとり時間でもあります。
ですが忙しいと、なかなか時間の確保が難しく、手帳を開く暇さえないことも。
そうなると、より忙しさに追われる毎日になってしまいますし、「自分で自分をコントロールできてる感」が減って気持ちも下向きになってしまった・・・という経験はないでしょうか。
私自身、子供を育てながら本業+副業をしているワーママですが、定期的な手帳タイムは必ず確保しています。
この記事では、手帳タイムを続けるための簡単なコツをご紹介します。
手帳タイムを続ける習慣化のコツ6つ
① 手帳タイムの目的をはっきり決める
手帳タイムで来週の予定を決めたい人もいれば、じっくりデコを楽しみたい人も。
手帳タイムの目的は人それぞれです。
さらに言えば、手帳を使う目的があってこそ、手帳タイムでやることがはっきりしてきます。
何のために手帳を買ったのか? を改めて振り返ってみると良いかもしれません。
日記を楽しむための手帳であれば、とにかくたくさん書いたり、文具などの趣味を楽しむ時間にするのも楽しいですし・・・
目標達成を目指すための手帳であれば、行動計画や進み具合の管理、振り返りなどを手帳タイムでやると効果的ですね。
特に、やりたいことを叶えていく過程を手帳タイムでチェックすれば、モチベーションにもなるし手帳タイムも楽しくなって一石二鳥です。
② 続けやすい時間帯・頻度でやる
時間帯と頻度を固定化すると、手帳タイムを続けやすくなります。
まずは1日の中で、少しでも手帳が開ける余裕がありそうな1人の時間を探してみてください。
私の手帳タイムを紹介すると、
- 朝:その日の予定を確認・1日の流れを脳内シミュレーション(3分)
- 昼:午前中に完了したタスクの消し込み・午後の予定を再確認(3分〜10分)
- 夜:ひとこと日記・明日の計画(5分)
このように、ちょこちょこと計画&記録をしています。
手帳でやりたいことを管理している私にとっては、手帳を見返す時間は自分の軸に立ち帰ってくる時間でもあります。
1回ずつの時間は短くても、ブレずに前に進むための強いアクセルになっているんです。
日中はタスクに集中するために、「手帳を書く」マネジメント的な時間が長くならないよう気をつけています。
またこれとは別に、下のように週・月・年単位でじっくり考え事をする時間も手帳タイムとしています。
- 毎週:1週間の振り返り・じっくりログ・来週の計画(30分)
- 毎月:1ヶ月の振り返り・残タスク洗い出し・来月の計画(2~3時間)
- 年に1度:1年の振り返り・来年やりたいことリストアップ・来年の計画(数日)
頻度によっても手帳タイムにかける時間が変わってきますし、目的も違います。
生活スタイルと、書く量・考える時間の長さに応じて、無理なく続けられるペースに抑えるのがポイントです。
③ 1日5分から始める
上で私の手帳タイムの例を書きましたが、一度に全部始めようとすると大変です。
実際私も、必要に応じて増やしてきた結果、このルーティンになっています。
特に、これまで手帳を使う習慣がなかった方や、とにかく毎日忙しいという方は、まず毎日5分の習慣からスタート。
朝か夜にその日(次の日)の予定を書き、余裕があれば簡単な日記も書く、というやり方がおすすめです。
もっと書きたいことが増えてきたら、1日10分にしたり、週末長めに30分取ってみたり、一人の時間を確保できるタイミングで時間を増やしていきましょう。
④ お気に入りの場所を見つける
手帳タイムは、落ち着ける場所選びがとても大事。
普段手帳に予定を書いたり確認したりするのは、職場や自宅のデスクが多いと思います。
それとは別に、じっくり考えたい・書きたい時には、集中できるお気に入りの場所で手帳タイムを取ってはいかがでしょうか。
手帳タイムの充実感が大きく変わります。
私もよくカフェや図書館の自習室で考え事をしています。
勉強している人も多いので、同じ環境にいるとすごく刺激になるんですよね。
手帳タイムが早めに終わったら、やり残したタスクも集中して片付けられるのもメリットです。
⑤ 楽しみになる「しかけ」を用意する
手帳タイムに、楽しいことを一緒にやると、手帳タイムを続けやすくなります。
お気に入りの文具を選ぶのもいいですし、一緒に楽しむコーヒーやお菓子、アロマ、お気に入りのBGMなどを用意してもいいですね。
いつもは自宅で手帳タイムを取っている方も、たまにはカフェへ行ってみるなど、「自分へのご褒美感」があると手帳タイムがどんどん楽しくなっていきます。
手帳タイムが終わったら趣味の時間! というように好きなこととセットにしてしまうのも、習慣化には効果的です。
「楽しい!」と思えることと一緒に手帳タイムも楽しもう
⑥ 次の「手帳タイム」を予定に入れる
手帳タイムは自分と向き合う大事な時間。自分との重要アポイントの時間です。
週や月の振り返りなど、まとまった時間が必要な手帳タイムは、あらかじめ予定に入れてブロックしてしまいましょう。
手帳タイムが終わったら、すぐ次回の予定を手帳に書いてしまうのがおすすめです。
手帳タイムが「楽しみ!」という状態になっていれば、次回の手帳タイムも待ち遠しくなりますし、それまでのあいだ頑張るモチベーションにもなっているはず。
まとめ
手帳タイムを続ける習慣化のコツ6つ
- 手帳タイムの目的をはっきりさせる
- 続けやすい時間帯・頻度でやる
- 1日5分から始める
- お気に入りの場所を見つける
- 楽しみになる「しかけ」を用意する
- 次の「手帳タイム」を予定に入れる
手帳タイムは、ただ手帳を書くだけではなく、自分のやりたいことを自問したり、じっくり日記を書いて自分の「好き」を再認識できる、自分と向き合う貴重な時間です。
意識して手帳タイムを確保することで、手帳を続けやすく、もっと楽しく活用できるようになりますよ。
少ない時間から始めてみて、ちょうどいい時間帯やお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
充実した手帳タイムになりますように。
せっかく選んだお気に入りの手帳。手帳タイムでいっぱい使っていきましょう!