手帳を書くのが大好きなとーこです
この記事では、「手帳に書くことがない・・・けど空白が気になる!」 という方向けに、書くネタやアイデアをまとめました。
手帳会議で「手帳のどこに何を書こうかな」と悩んでいるときなどにも、役立ててみてください!
予定編
スケジュール・タスク
まずは王道というか当然というか、これをやらずに何をやるって感じのスケジュール管理です。
アポイントや会議など仕事の予定だけでなく、自分との約束やプライベートの予定、TODOリストなどすべて一元化し、大切な人の誕生日やイベントごとも書いておくと備忘になりますね。
そもそもの話として、書き込み量に合う手帳のフォーマットを選ぶことも、「手帳に書くことがない・・・」という悩みを減らす第一歩。
空白の日が続いてしまいストレスになるのは精神衛生上よくないので、思い切って手帳を買い替える決断もありかもしれませんよ。
手帳の選び方はこちら↓
夢や目標
手帳はスケジュール管理がメインの用途になりますが、そこに夢や目標達成までのプランニングをプラスするのも相性が良い使い方です。
ゴールを決めて逆算しながら計画を立てたり、進捗管理にガントチャートやトラッカーを使ったりと、(紙の)手帳の機能をフル活用することができます。
能動的にスケジュール欄が埋まっていくので、充実感があるかも。
「夢を叶える」「目標達成」系の手帳も市販されています。
質問に答えていく形式になっていたり、読みものがあったり色々ですが、自分に合いそうなものがあればチャレンジしてみては。
ビジョンボード
ビジョンボードとは、ありたい姿、憧れの人の写真、理想のイメージ像をプリントアウトしてコラージュのように1枚にまとめたもの。
これを手帳に貼っておけば、いつでも見返すことができてモチベーションになります。
コレ!! という写真を選ぶ過程で、自分の価値観を把握できるのもメリット。
工作みたいでワクワクしますよ
やりたいこと100
やりたいことリストを作っておく方は多いのではないかと思います。
もともとやりたいことリスト専用のページが入っている手帳も増えてきていますね。
やりたいこと、ほしいもの、行きたい場所などをまとめておくことで、ふと時間が空いたときやお金に余裕ができたとき、このリストから選んでいくと満足感が大きいです。
なので、あらかじめ予定所要時間や必要な金額も一緒に書いておくと便利。
- アロマリンパに行く! 2時間 10000円
- 北海道旅行で海鮮食い倒れ! 3日 50000円
- ドラマ「〇〇」を一気見! 2時間×10回
といった感じです。
やりたいことリストと似た運用で「ご褒美リスト」を作っておくこともできます。
これは何かを頑張ったご褒美に何をやるか決めておくリストです。とっておきのご褒美を用意すればモチベーションも上がりますよね!
また、「コーピングリスト」は気持ちを切り替えたり元気をチャージできるリフレッシュアクションを集めたもの。
「家の中・外」「仕事中・休日」「春夏・秋冬」などシチュエーションごとにいくつか用意しておくと便利です。
いつでもどこでも「よし、また頑張ろ!」って思えるとメンタル安定しやすくなります。
やめること(Not ToDo)リスト
やりたいこととは逆に、やめること・減らすことも書くネタに。
不摂生な生活習慣、精神を削ってしまう習慣を減らす決意表明になります。
夜更かしをやめたい、惰性のスマホをやめたい・・・とか、SNSチェックを10分以内にしたい・・・とか、減らしたい浪費の時間をあぶりだしておくのは、やりたいことをやる時間を確保するためにも効果的です。
ちなみに私のリストは「完璧主義をやめる」「言い訳をやめる」「コントロールできないことを気にするのをやめる」「悪い面ばかりに注目することをやめる」などマインド面でのやめることが多いです。
精神衛生を保つのに一役買っています。
今月のテーマ・今週のテーマ・今日のテーマ
- 「チャレンジの4月」
- 「〇〇集中週間!」
- 「△△を絶対終わらせるデー」
のように、月・週・日などの単位でテーマを決めて、モチベーションを高める作戦です。
「普段とは違う感」があるゆえか、普段よりもちょっとやる気が出るから不思議です。
スローガンみたいなイメージですね。
私の経験上、やる気が落ちてきた時に特に効果的でした。
年間ルーティン
これ、個人的には超おすすめしたいアイデアです。
生活の中で忘れがちな季節ルーティンを書いておくというもの。
例えば、
- 10月末頃から毛布 5月ゴールデンウィーク頃まで
- 4月、8月、12月 浄水カートリッジの交換
- 6月、12月 ストック食材の賞味期限棚卸し
- 3月、9月 駐車場代入金
のように、年に数回程の頻度しかなく毎回思い出すことすら面倒なタスクに最適です(笑)
タスクの数が多い場合は、月ごとにまとめておけばその月だけ見ればよいので楽ですよ。
ここに書いておけば、忘れても大丈夫! 脳内メモリを別のことに使いましょう。
ログ編
ここからは、記録としての使い方です。
日々あったことを書き残していくと、スケジュールだけでは無機質になりがちな手帳が、自分史のように熱を持ったものになる気がしています。
ただ、なんでもかんでも記録を取るのは疲れてしまいます。あとで見返したいものを中心にポイントを絞った方が、気持ち的にもラクに続けることができますよ。
生活ログ
一番書きやすく、最もネタが多いのは、日々の生活に関わることです。
手帳をうめたい時も、事実だけで書ける項目を用意しておくと楽です。
- 睡眠時間(就寝時間、起床時間)
- 食事内容
- 天気、気温
- 歩数、運動時間
- 血圧、お通じなど健康に関すること
- 勤務時間(退社時間、残業時間)
- 日経平均、為替など経済指標
長く続けることで、「睡眠時間6時間だと頭痛になるなあ」「毎年10月頃風邪をひくなあ」のように傾向を掴むことができるのがメリット。
傾向がつかめれば、準備や対策が立てやすくなりますからね。
全部が全部記録しようとすると大変なので、自分にとって必要なものに厳選しましょう。
行動ログ
生活ログと似ていますが、予定と実際の行動にどれくらい差があるかを調べるために行動ログが役に立ちます。
バーチカルなど、縦の時間軸がある手帳を使います。1日をタテに分割して、左側に予定、右側に実際の行動といったように分けて記録していく方法です。
行動ログをとることで、「思わず時間のかかってしまったタスクは何なのか」「なぜ時間がかかってしまったのか」など時間の使い方を振り返ることができ、時間の質を上げるために役立ちます。
また、次回同様の予定が入った時、計画の精度を上げることができます。
こちら↓の本が詳しかったのでおすすめ。
難点は、ウィークリーのバーチカル手帳だと記入欄がかなり狭くなってしまうところ。
大きい手帳を使うか、1日1ページの手帳、もしくはノートが適しています。
収支記録
お金の管理は誰にでも必要です。
家計簿もいいですが、手帳なら記録だけじゃなく貯めるための計画も立てやすくなるのでおすすめ。
細かく書くなら、費目ごとに日や週単位で集計したり、レシート貼っておいたり。
私はズボラなので、毎月1回だけ、資産残高をチェックしてマンスリーページに書き込んでいます。
下の写真のように、口座、投資種別でざっくり色分け。
これが先月と比べて増えていくと楽しいですし、減ってしまうと節約のモチベーションになっています。
また、以前はノーマネーデーのご褒美にシールを貼る使い方もしていました。(マステ消費のため・・・)
日記
日記もログの代表格です。
日記と一言で言っても色々あります。下のリストを参考にしてみてください。
自分にとって意味のあるものに絞って、負担にならない量・頻度だと続けやすいですよ。
- ひとこと日記
- 1行日記
- 絵日記、1日1絵
- 1日1枚写真
- 夢日記
- できたこと・反省日記
- ひたすらほめ日記
- 今日の感情日記(ムードトラッカー)
- 子供の成長記録
- ペットとの日々の記録
- 1日1チャレンジ日記
- 趣味日記
- 推し観察日記
私は「いいことだけ日記」をマンスリーに書いています。
毎月・年間振り返り
普通に日記を書くだけでも良いのですが、「月」「四半期」「年」などの長いスパンでの振り返りをするのにも、手帳は便利です。
特に「予定編」で夢や目標、やりたいことリスト、今日・今週・今月のテーマなどを決めていた場合は、進み具合を確認したり、方向性はこのままでいいか自問したり、次は何をやろうか考えたり・・・といった経過を記録しておくのに役立ちます。
コーヒーでも飲みながら、じっくり手帳タイムを取って振り返りをしよう
レビュー
本/映画/アニメ/ドラマ/観劇/音楽/ライブ/イベント/カフェ/レストラン/パン屋/スイーツ/旅館・ホテル/美術館・博物館/手料理/コーヒー豆・焙煎/スポーツ観戦などなど・・・
やったこと・行った場所・経験したことすべてがネタになります。
趣味や頻度の多いものを中心に書いていくと、見返した時に実用性の高い記録になりますよ。
以前は「暮らしのキロク」というログ用付箋があったのですが、今では生産終了してしまっています。
種類もたくさんあったし、1枚で紙面が賑やかにできる神付箋でした
レビュー系の記録は手帳に書くのもいいですが、ノートやカードにまとめていくと、情報が1箇所にまとまるので見返しやすいです。
私は読書が趣味なので、本の要約・感想・次行動に起こすことなどをノートにまとめています。
考えごと編
ひとり愚痴会
ちょっと一人になる時間を取って、いまモヤモヤしてることを全部書いてみると、頭が整理しやすくなります。
マインドマップのように、考えを広げていくやり方がアイデアが出しやすいと思います。
モヤモヤしたこと、チクッと胸に刺さったことを中心に書いて、なぜそれが引っかかったのか? どう感じたのか? どうしてほしかったのか? と自分に問いかけながら思考を広げていく感じです。
最終的には、愚痴だけでは終わらせず、「次にどう行動するか」または「どのように捉え方を変えるか」までを決めていきます。
他人の性格や言動は変えられません。ですが(癪かもしれませんが)自分が変わるきっかけがつかめれば、ぐっと楽になると思っています。
あとあと黒い感情を見返したくない場合は、上からかわいいデザインペーパーを貼って封印してしまいましょう。
手帳会議議事録
手帳会議とは、手帳をどう使っていくかを考える、自分ひとりで行なう会議のこと。
年始や年度始めなどの手帳を替えたタイミングでやることが多いです。
手帳のマンスリーのページには収支記録、ウィークリーのページには予定と食事記録、のように「どこに何を書くか」という自分ルールを決めるのが手帳会議の議題になり、その結果を手帳の空いているページに書いておきます。
自分ルールを忘れてしまってもこのページに戻ってくればいつでも確認ができますね。
手帳の巻末のメモページに書いておくのがおすすめです。
手帳会議について詳しくはこちら↓
調べものログ
自分が知りたいテーマを調べて、書いていくネタです。
例えば、語学学習をしているなら「1日単語10個」、教養として「哲学用語を1日1つ」、「今日は何の日?」を調べる、作ってみたい料理を1品探してスクラップ・・・など色々。
注意点としては、「あらかじめテーマを決めておく」というのが意外と大事です。
「何でも気になったことを調べよう」だと、結局何を調べるか考えるロスタイムができてしまい、続かない原因になります。
名言・座右の銘・学んだことリスト
気になった言葉、勇気づけられた言葉を集めていくページを用意してみるのも素敵な使い方。
学んだことも書いていくようにすれば、あなたオリジナルのプチ教科書になります。
上の写真のように、SUNNY手帳にはデフォルトで「大切にしたいことリスト」がついています。
このリストはぜひ手帳が変わっても引き継いでいきましょう。
壁に当たった時に支えになってくれるはずです。
アート編
絵を描く
ペンの赴くまま絵を描いてしまうのも、紙の手帳だからこそできること。手帳は自由に使うのが楽しい!
本気のスケッチイラストを書いても、育児マンガにチャレンジしてみても、ボールペンイラストを練習しても、カリグラフィーを独学してみても、ヘンテコなゆるキャラを創作してみても、意味のない落書きでも、描いている時間が楽しければオールオッケー。
子供がいらっしゃる方は、子供に自由に落書きしてもらうのも良い思い出になるかもしれませんね。
マステ、シールでスキマを埋める
絵を描くのが苦手でも、マステとシールは心強い味方!
手帳の空白が気になるけど、何かを書く余力はない・・・という時でも、ペタッと貼るだけでかわいくなるのが良いですよね。
- ペンと同じ色のマステやシールを使う
- 月単位や季節ごとなどで、テーマカラーを決める
- 色数を見開きで2~3色におさえる
と全体的に統一感が出ます。
スタンプを活用する
マステ・シールと違い、厚くならないし重くならないのがメリット。
毎日書くと決めている項目のスペースづくりなどは、スタンプの方が便利かも。
midoriの浸透印スタンプはかわいいし、種類もたくさんあるし、スペースをどーんと埋めてくれます。
デイリー手帳ユーザーでスペースが空きがちなかたに特にマッチしそう。
ほかにも手帳はんこ部シリーズや・・・
手帳のおともシリーズなど、手帳デコを想定したスタンプもたくさんあります。
まとめ
手帳は工夫次第で可能性無限大!
でも書くことがなくても気負いすぎず、楽しく続けよう!
SNSを見るときれいに整った手帳、映えるデコ手帳、いかにも活用できてそうな感じの分厚い手帳・・・
目移りするくらい素敵な手帳を使いこなしている方がたくさんいらっしゃいます。
ただ、そんな手帳と比べてしまって、
手帳の余白は気になってしまうかもしれませんが、埋めなければいけない義務もありません。
空白は、ほかのことを頑張っていたからこそ、書くことがなかったり書く時間がなかった何よりの証拠です。
必要な情報が把握できればOK! 手帳の機能は充分果たしてる!
余白があっても問題なし! 書きたい時に書けばいいさ!
・・・というスタンスで、気軽に手帳を使っていってくださいね。
ちなみに、私の使い方はこちら↓