子育て中でも自分の時間を持ちたくて始めた朝活。
ですが、子供も早く起きてしまって、
「せっかく早起きしたのに・・・(ガッカリ)」
「結局子どものお世話時間が長くなっただけだった・・・(白目)」
という悩みがつきものです。
我が家でも、子供にギリギリまで寝ていてもらえるよう試行錯誤してきました。
もちろん、どの環境、どの子供にも通用するわけではないですが・・・
子供がいても充実した朝時間を過ごすたい! という方のヒントになればと思います。
なるべく起こさないための対処法
子供が起きてしまう・・・の前に、起こしてしまう確率を少しでも下げられるよう、試したことを紹介します。
① 起こしにくい環境を整える
まず前準備として、子供の睡眠が中断しないような環境づくりが大事だなと感じています。
子供が夜中起きにくい=親の睡眠時間 なので、大人にとってもいいこと尽くし!
ただでさえ原因不明のことも多い夜泣きですから、「外部環境が原因の夜泣き」をできるだけ減らしておくだけでも、気持ちのゆとりが変わってきますよ。
ちなみに我が家では、下のような環境で寝させています。
- 遮光カーテンで「ほんのり薄明るい」程度の明るさにする
※日の出の時間に合わせて微調整 - 玄関や生活空間(リビングなど)から一番遠く、音が届かない部屋を寝室にする
- 部屋の室温を保つ
- 寝相が悪いので、布団はシングル2面敷いて床に落ちにくいようにする
- ベビーカメラを設置し、泣いていても横になっている場合はすぐ駆けつけず、しばらく様子を見る
もちろん家の事情によっては難しい場合もあるかと思います。
それでも可能な限り良い環境を整えておくメリットは大きいです。
② 隠密行動を取る
環境を整えること以外にも、日常的に途中で起きないような(ささやかな)努力をしています。
- フローリング床のため、靴下を用意して足音が立たないようにする
- 先に起きる時は、自分がいた場所に枕や大きいぬいぐるみなど身代わりを置いておく
- 関節が鳴らないよう、ほぐしてから立ち上がる
- 起きてしまって寝ぼけている間におもちゃを見つけて完全覚醒!を防ぐため、寝る場所に絵本やおもちゃを持ち込まない
(持ち込む場合は1個のみにして、大人が出る時に持ち帰る - 逆に、タオルなど抱きしめて一緒に寝るものは近くに置いておく
- アラームはバイブのみか、ごく小さい音で
これらの隠密行動、子供がいる人なら皆さん少なからずやっていると思います。文字に書くと完全に忍者ですね(笑)
気休めかもしれませんが、できる対策は全部打つ。
それでも起きちゃったなら仕方ないと思うことにしています。
③ なるべく音の立たないことをやる
大きい音が出やすい料理や掃除などは、朝活では避けたいところ。
朝の時間に済ませたいことがあっても、朝活のメニューは静かなひとりの時間を堪能できる内容がおすすめ。
その方が充実度も満足感も高まります。
どうしても家事をやる必要があるなら、好きなことをやってから。
子供が起きてもしょうがないなと思える時間まで後回しにしてしまいましょう。
- ゆったりとコーヒーを淹れる
- 読書や裁縫、絵を描くなど机上でできる趣味
- ブログの執筆などPCで完結する作業
- 勉強
- ヨガやストレッチなど静かな運動
- ノートや手帳で計画を立てる(手帳タイム)
特に『手帳タイム』で、趣味の目標に関する計画を立てたり、進み具合を確認する時間を取れると、毎日が充実しますよ!
④ 準備に時間がかからないことをやる
朝活の準備に時間がかかってしまうと、「さあ準備完了、始めるぞ!」のタイミングで子供が起きてしまう・・・ということになりかねません。
ちょっと悲しいですよね・・・。
より長く朝時間を確保したいなら、準備時間は最小限に。
なるべくすぐスタートできるものを優先的にメニューに組み込むと効率的です。
必要な道具だけをまとめた「朝活セット」を用意しておくのも便利!
⑤ 布団の中でできることを探す
明け方は眠りも浅くなっているせいか、「ママやパパがいないと起きてしまう」のような察知能力が高い子もいます。
どれだけ静かにしていても子供が起きてしまう場合は、布団の中で寝っ転がってできることがないか探してみるのも手。
スマホなどのデバイスをこっそり持ち込んでおけば、やれることは意外とたくさんあります。
- kindleやアプリで読書
- ワイヤレスイヤホンで音声学習
- 調べもの、情報収集
- 今日の予定を立てる、アイデアのメモ
できれば、暇つぶしのゲームや目的のないSNS・ネットサーフィンで終わってしまわないよう注意!
朝活でやりたいことのうち一部分だけでもできないか、タスクを分解してみましょう。
私も、動くのがおっくうな妊娠後期~新生児期の間から、KindleUnlimitedで寝たまま読書していました。
また、寝姿勢でできる運動や、マインドフルネスの時間にするのもおすすめです。
- ストレッチや寝たままヨガ
- 眼球運動
- 深呼吸、マインドフルネスや瞑想
起きてしまった時の対処法
① 中断してもかまわないことをやる
「朝活やりたい!やらなきゃ!」という心構えでやるよりは、「子供が寝ててくれたらラッキー」くらいのスタンスでいたほうが、気持ちが楽です。
今日は朝活するぞ! と気合いを入れた日に子供が起きちゃったときのガッカリ感・・・。
中断してもいいと思えることなら、精神的ダメージが最小限で済みます。
- 軽いテーマの本を読む
- ためていたドラマや映画を見る
- 朝の準備(着替えやメイク)を済ませてしまう
「少しでも進められた!」と加点方式で楽しめる朝活だとなお良し!
② プランを複数考えておく
理想の朝活!とはいかなくても、Bプランはできた!というように、できたことに目が向くので、朝活が続きやすくなります。
たとえば私の場合は、「自分が起きた時間」と「子供が起きてしまった時間」の兼ね合いで、確保できた朝活時間の長さで3通りに分けています。
- Aプラン:早起きできて、子供も寝ていてくれた
- Bプラン:早起きできたが、子供が途中で起きてしまった
- Cプラン:早起きできたが子供も同時に起きてしまった、または、早起きできなかった
それぞれでやることも若干変わってきます。
- Aプラン→ブログの執筆や趣味など、その日一番やりたいことをやる
- Bプラン→やっていたことを切り上げ、可能なら少し早めに保育園に連れていく。職場に着いてから、計画を立てるなど自分時間を取る
- Cプラン→朝活はお休み! 通勤時間で読書ができればOKとする
「Cプラン」って、実は朝活まったくできてない日(通勤時間の読書は何時に起きたとしてもやっている習慣)なのですが、これもあらかじめプランに入れておくことが大事なんです。
疲れて早起きできなかった日も、子供が早く起きてしまった日も、「今日はプランCか、想定内想定内! そういう日もあるよね!」と思えれば、「朝活失敗」ではなく「Cプランの朝活をした」と自己肯定感を下げずに済むからです。
「日常通り」のプランCがモチベーションの支えになります!
③ パートナーに対応をお願いする
朝起きてしまったら「自分が対応しなければ」と思っていませんか?
我が家では、寝かしつけを夫と1日交代でやっていて、寝かしつけをやった人がその日の夜中起きてしまった時の対応もする、というルールにしています。
(ただ、夫は私より早く家を出発するので、その時間以降は私が担当)
なので夫の当番の日は、子供が朝起きてしまっても夫に対応を一任。
朝活時間を確保できています。
パートナーとうまく分担できると、お互いに自分の時間を取りやすくなるので、ストレスが少なくなりますよ。
④ 1人で遊んでいてもらう
月齢にもよると思いますが、子供が起きても朝活を続けたい時は、「ちょっと待っててね」「今は一緒に遊べないよ」という線引きをするのもアリだと思っています。
100%子供優先、は心も身体も疲れてしまいますよね。
そうなると気持ちにも余裕がなくなってイライラしてしまうもの。
本当にゆずれないときは自分を優先するのも選択肢の1つ。
「いつも自分の要求が通せるとは限らない。相手には相手の都合がある。お願いされても断ってもいい」ということを学ばせたいですし、「お世話する親とお世話される子」ではなく「お互いの時間を尊重できる人間同士」として少しずつ対等な関係を作っていきたいです。
親が自分のペースを大事にする姿を見て、子供自身も自分の時間を大事にすることを知ってほしいですね
⑤ その日は諦めて、一緒に遊ぶ
最後の最後はもう諦めて、いさぎよく早起きした子供と一緒に遊んでしまいます。
このときに大事なのは、前もって気持ちに折り合いをつけておくこと。
上でも書いたように、「寝ててくれたらラッキー」くらいのゆるいスタンスで。
頑張って早起きしたけど子供も起きてしまった・・・となると、頑張ったのに報われなかったような気持ちになってしまいますが、そこはサラリと忘れてしまった方が心の健康に良いです。
朝から全力で一緒に遊んであげれば子供も喜びます。
子供がいる=直近優先すべきことの1つは育児のはず。人生全体で見ればプラスの思い出、と考えています。
・・・という心構えを「自分で決断する」のも、精神衛生上、大事です
まとめ
なるべく起こさないための対処法
- 起こしにくい環境を整える
- 隠密行動を取る
- なるべく音の立たないことをやる
- 準備に時間がかからないことをやる
- 布団の中でできることを探す
起きてしまった時の対処法
- 中断してもかまわないことをやる
- プランを複数考えておく
- パートナーに対応をお願いする
- 1人で遊んでいてもらう
- その日は諦めて、一緒に遊ぶ
朝活で子供が起きてしまう時の対処法を紹介しました。
子供もロボットではないので、色々な手を打っても起きてしまう朝はあります。
時にはガッカリすることもあるかもしれません。
ですが、それでもできたことに目を向けると、子供が起きてしまう日があっても、朝活を続けるのが楽しくなりますよ!
少しでも好きなことができたら朝活大成功!
誰にも邪魔されない朝のボーナスタイムを楽しんで!